日本明慧
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この万古たる機縁を大切にしてください 文/瀋陽の大法弟子 (明慧日本) 夢の中で、師父は駅のホームに佇んでおられた。汽車は出発前の汽笛を鳴らし、ホームのタイマーは「…6、5、4、3、2…」とゼロになろうとしていた。師父の少し右後ろに立っていた私は小さな声で「師父、そろそろ行きましょうか」とたずねた。師父はそのまま走り出す少し前の汽車とタイマーを見て、厳しく、そして自信と希望に満ち溢れた表情でそのまま動かなかった。だが「まだたくさんの弟子が来ていない。もう少し待ちましょう…」という師父の声は私の脳裏に響き始めた。そして私はタイマーの数字が2から6に戻ったことに気づいた。師父の後ろから少し離れたところには、二台の大型バスを押しながらつらそうにゆっくり歩いている大法弟子がいた。なかなか前に進まないのは「三つのこと」があまりよくできていないか、法を得るのが遅かった大法弟子であり、比較的に早く前に進めているのは三つのことをよく実行している大法弟子であった。 |