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維坊の法輪功学習者数人が連行され 釈放を求めた家族は警官に脅かされた

(明慧日本)馬娟さん、于克軍さんたち法輪功学習者6人は現在、山東維坊市の留置場に監禁されている。

 馬娟さんと于克軍さん夫婦の親は、二人の7歳の娘、雪ちゃんを連れて奎文支局へ面会の要求をしたが(当時不法に連行された時に一緒だった雪ちゃんは、両親の強い抗議で雪ちゃんを返された)、奎文支局の悪らつな警官に「坊子公安局に面会に行け」と一言だけ返された。また、坊子公安局へ行くと、そこで彼らの金と他の私有物を没収されたことが明らかになり、老人は「もうお金がない、子供が学校へ行くのに戸籍謄本が必要だ」と困っていることを知らせた。しかし、坊子支局は市公安局へものを取りに行くように指示したが、家族は着いたとたんに元の支局へ戻らされた。こうして、行ったり来たりの繰り返しになり、面会は一切遮断された状態だった。更に、今度面会希望の人が増えれば、全部刑務所行きだと脅かされることもあった。

 同じく不法に連行された張月民さんと王洪花さん夫婦は、家族が奎文公安支局の国保大隊へ行くと、夫婦二人の金銭、テレビ、パソコン、VCD、家電用品等の私有物が没収されていることが分かった。最初は来週月曜日に釈放すると言われたが、その日の午後に迎えに行くと、釈放されるどころか面会さえ許されなかった。あまりにも不正なため「無実の罪が着せられた! 罪のない人を勝手に捕まえられた! 金泥棒! 誘拐犯!」と家族の皆が不平に叫んだ。そして、また奎文支局へ釈放を求めようとすると、国保大隊の者から「財宝、財宝、『財』があれば釈『放』あり」と言われ、「財とは何か?」と家族の人が聞くと、「財はお金のことだ、三千元の保釈金が必要だ」と言われた。しかし、その後お金を渡すと、国保大隊の者は「お前たちは人が多すぎる、釈放するわけにはいかない」と口実をつけてきた。

 その後も、家族たちが留置場で釈放の要求をし続けると、7人ほどの悪らつな警官が現れ、家族の衣服の襟を強く掴みながら引きずり回し、留置場の中へ監禁してやると脅かされたりもした。

 劉生柱さんと李秀梅さん夫婦の家族は、維城公安支局の国保大隊で同じ釈放の要求をしており、そこで家族が「車とお金をすべて奪われ、炊飯器さえも残っておらず、生活できるはずがない」と絶望して訴えた。

 2006年11月7日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/11/2/141555.html