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カナダ政府は中共の臓器狩りを譴責、新民主党総裁は関心を示す(写真)

(明慧日本)カナダの主要政党、新民主党の総裁ジャック・レイトン(Jack Layton)氏は、2006年10月23日に大紀元新聞の取材を受けた。彼は中共が法輪功学習者の生体から臓器を摘出している事件に関心を持っていると表し、新民主党の外交事務評論家も記者会見で事件に対する関心を示していると話した。10月6日、カナダ天然資源部長ガリー・ルーン(Gary Lunn)氏は、カナダ政府は多面的にいろいろな手段で中共に圧力をかけ、人権を重視するように行動を起こしていると証言した。

カナダ天然資源部長ガリー・ルーン氏

新民主党の総裁ジャック・レイトン氏

 ガリー・ルーン氏は次のように述べた。「我々の政府は中国の不法な臓器移植問題に大変関心をもち、この問題に対して行動を起こしました。まず、これらの関心を中国政府に述べました。また、カナダ政府は独立検証できるような立場にあるため、国連の拷問問題の特別記録員にも調査するようにと要求しました。私達は国連と同じ意見を持つ政府や、非政府機関と共にこれらの指摘を独立検証します」。

 また同氏は「カナダ政府は中国政府にこれらの関心を引き続き表し、中国の臓器移植行為は国際規則を守るように要求します」と話した。

 さらに、「これまで国連人権委員会で、カナダは法輪功を含む『精神団体メンバー』の権利を尊重するという意思を表しています。カナダは現在、新しく設立した国連人権委員会のメンバーです。この立場を使ってもっと実際に意義のある交流や実行できる可決を強調し、中国の人権問題を追及します」と述べた。 

 最後に同氏は「カナダは中国の人権問題に対して一方的に、強制的に要求することはできません。しかし、さきほども述べたように、私達は多面的から政略して、中国に圧力をかけ、人権問題を解決させるように努力します。その中で法輪功学習者を保護するように提唱しています。中国は国際規則を守る責任があります。臓器移植は本人の同意や、自ら提供するという原則の上で移植行為が行われるべきです」と話した。

 2006年11月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/25/141011.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/10/27/79377.html