日本明慧
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内に向けて探し、内に向けて修めてこそ真の自分を見つけることができる


 文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)法を正す時期が最終段階に入って、法がこの世を正す日もますます近づいてきたため、他の空間の邪悪も暴れ狂う事もできなくなっている。しかし、法を正す時期の大法弟子に対する要求はますます高くなり、ますます厳しくなっている。最後の一歩になって、一念一念はすべて厳しい試練となっている。旧勢力は大法弟子のいろいろな執着や、いろいろな人間の観念、取り除かれてない人心を利用して、八方手を尽して隙を見て迫害している。旧宇宙の乱れた神たちは大法弟子に対して、八方手を尽して引っ張り、学習者が修められないようにしている。私たちは必ず厳しく自分に要求して、修煉の一歩一歩を着実に歩いて、基準に達しなければならない。そのためには内に向けて探し、内に向けて修め、自分の足りない所を見つけて、取り除かなければならない。

 この前、師父は私に次のような環境を按排してくださった。私の夫の弟一家がよそに稼ぎにでかけて、私に留守番を頼んだ。その時私は、これは修煉するいい環境だと思い、修煉者には偶然なことはないと思っていた。私が、環境が楽になったと思った時、突然一人の男性の同修が大法の仕事のために私を訪ねてきて、この環境を利用して大法の仕事をやりたいと言った。私はあまり何も考えずに承諾した。何日か過ぎて私の人心が出始めた。あの男性同修は私と年が近く、私たち2人だけがここに出入りすることを、もし他人に見られたら、どう思われるか? もし主人と子供が来たら、どう説明すればいいだろう? 考えれば考えるほどますます怖くなってきた。

 この心が出てきた時、私はご飯も食べられなくなり、ぐっすり眠ることもできず、唇も裂け、歯も痛くなってきた。これは私の心が正しくないため、トラブルを招いたのだった。同修は自分にはそんな心はないと言い、彼の正念はとても強かった。私は「あなたは男だからもちろんこんなことを考えないが、女と男は違う。私はまさに人に言われることが怖い」と言った。この「怖い」と言う言葉が口から出たとたん、私はこの「怖い」心は強大な執着心ではないか、と悟った。どんな「怖い」心も全部取り除かなければならない。最後になった今、どうしてまだそれを掴んで放さないのだろう? これを悟ったら、すぐ体が軽くなるのを感じた。「あなたが心性を向上さえすればきっと乗り越える事ができます。ただあなたが乗り越えようと思わないのが問題です。乗り越えようと思ったらきっと乗り越えることができます」(『轉法輪』)。この次元の法理を悟った後、状況はまったく変わってきた。私の夫は同修と一回も会ったことがないし、娘は来たらまるで知り合いのようになんの反感もなかった。私は人の一念がどれほど重要かを悟り、人と神には一念の差があることが分った。

 法は縁がある人を済度している

 数日前に真相を伝えている時、ちょうどある古い友人の息子に出会った。私がお母さんは元気かと尋ねたら彼はすぐ「お母さんは元気ではありません! リューマチ性の心臓病にかかって酸素マスクをつけています。3回も応急手当を受けたこともあります。お父さんも亡くなったし、金も全部使いました」と答えた。私はあの子の心配している様子を見て、彼のお母さんに会いに行くと告げた。私が部屋に入って見ると50歳過ぎの人がまるで70歳に見え、髪の毛は真っ白で、前歯も何本か抜け、半分横になっていて、背中には枕をあてていた。呼吸することが難しく、足から胸まで腫れてとても太くなっていた。

 私は部屋に入って「お姉さん、まだ私を覚えていますか?」と聞いた。彼女は「知っている」と答えてくれた。彼女は7カ月も横になって眠ることが出来ず、おかゆしか食べられず、酸素マスクに頼って生きていると教えてくれた。私は彼女に「あなたは今日救われる希望があります。今私が学んでいる法輪大法(仏法)は人を救うのです。あなたは習いたくありませんか? もしあなたに縁があったら師父がすぐ守ってくださいます」と伝えた。

 子供たちはとても喜んだ。私は彼女に「師父はあなたに一円も求めません。ただあなたが信じればいいのです」と教えた。彼女は今度こそ救われたいと言った。私は彼らに大法の真相を伝え、夜になって彼女に『轉法輪』を渡した。彼女は真面目に法を勉強し、私が三日目に彼女に会いに行った時、彼女は体がとても軽くなったと言った。七日目に彼女に会いにいった時、彼女の体には奇跡的な変化が起こり、全身が紫色になって、胸の所だけが肌色だった。彼女は病室の外に立っていて、私を見ると慌てて私の手をとり「あなたは私を救ってくれました」と言った。私は、彼女を救ったのは私ではなく、師父であると教えた。数日前に彼女に会った時、彼女はすでに完全に回復していた。彼女は「大法はこんなにすばらしかったのですね!」と言った。

 この事を通じて、私は衆生を救い済度する緊迫性を感じた。法を正すことはもうそろそろ終わるが、どれだけの衆生たちがわたしたちの救い済度を待っているのだろう? またどれだけの人たちが悪党の毒害を受けて大法のことを認めていないだろう? 同修たちよ! みんな表に出てきて、更に多くの衆生たちを救い済度しましょう! これは私たちの先史の大願であり、わたしたちの責任でもあるのです。

 2006年11月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/10/16/140131.html