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師父を尊敬し　大法に同化する

（明慧日本）数年来、私は自分が「明慧ネット」のごく普通の一人の読者だと考え、一人の傍観者という気持ちでいました。「明慧ネット」はすべての大法弟子が切磋琢磨し、一緒に交流する場所であることを悟りませんでした。実は、私自身も同じく大法弟子であり、全体の中の一つの粒子なのです。そろそろ私も文章を書くべきで、当然ながらこれは大法弟子として誰もが持つべき責任なのです。　

　ある同修が「洪大な慈悲の心と純粋な善を修めるのは難しい」ということについて話した時、私もかつて共感を覚えたことがあります。最近、私は一つのことを悟ることができました。つまり、私たちは修煉の道を歩んでおり、たとえ模範がなくても、私たちには師父がいらっしゃるということです！　師父はすでに各方面において私たちの模範になっておられます。

　1999年7.20以前、師父が講習会を開いて説法をされたときのことを覚えていますが、一人ひとりの古い学習者はこの点についてみな深く体験したと思います。師父は法を伝え始められた当時から今日に至るまで、弟子たちはお会いする度に、慈悲と穏やかさ、平和な気持ちに包まれました。初めて経文『精進要旨』の「聖者」で説かれた「其の人、天命を賦りて世間、天上にあり、厚徳を具え其の心を善にし、大志を懐き而して小節に拘わる、法理を博して謎を破る、済世し人を得度せしめて功自ずから豊かなり」を読んで、当時私は「師父は衆生を済度する偉大な聖者である」と、浅いところでの悟りしかできませんでした。

　その後、ある同修との交流の中で、その同修は「師父は私たち大法弟子にも聖者として修めるように求めておられる」と理解していました。私はあまりその話の意味が理解できなかったのですが、現在、法に対する理解が深まるにつれて、師父は私たちに、大善の心を修め、小節に拘わり、法理を博して真相を説明し、衆生を救い済度して師父を助けて法を正し、私たちの誓いを実現するようにと求めていらっしゃるのだと悟るようになりました。このようにして、三つのことをしっかりと行うことができて、はじめて正法時期の大法弟子としての師父の慈悲の深さに申し訳が立つのです。

　ここ数年を振り返ってみると、師父は弟子たちに対して限りない慈悲と限りない寛容を下さいました。人間の言葉ではなかなか表現し尽くせないものです。弟子たちは疑問があって師父にお聞きしたい時、師父は始終慈悲深く忍耐強く解答なさいました。弟子たちが関をうまく乗り越えることができない時、師父は何度も機会を与え、学習者を手放すことを惜しまれました。もし私たち大法弟子一人ひとりが真相を説明し、「三退」（共産党、共青団、少先隊など三つの組織から脱退すること）を勧める時、師父の期待と大法の要求に達することができれば、さらに多くの衆生を救い済度することができるはずです。　

　ふだん私たち同修の間にトラブルが発生した時の行為をみると、対峙して互いに譲らず、咎め合い、時には、いっそのこと接触することさえ拒みました（私と何人かの同修にこれらの状態が現れました）。これらの状態は法の勉強が足りないことの現われであり、師父の教えの通りにしなかったことが原因でした。

　私たちは一つの問題にぶつかった時、神ならどのように行い、佛、菩薩ならどのように行うかを考えるべきです。なんと言っても私たちは常人とは異なるのですが、いざとなると正しく悟ることができません。なぜなら、その瞬間、私たちは師父のことを思い出すことができず、大法のことを思い出すことができないため、旧勢力に隙に乗じられて妨害され、私たちに正しくない念が生じるようになり、それらの按排通りに歩んでしまうのです。

　ここ７年以来、私たちには十分すぎるほどたくさんの教訓があります。特に、私たち大陸の大法弟子は時々刻々主意識をしっかりさせ、理知的に真相説明と「三退」を勧めて衆生を救い済度しなければなりません。これこそが私たちの責任なのです。

　2006年11月18日

（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/11/14/142279.html）