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妻が中共に迫害され、夫はショックのあまり死亡

(明慧日本)四川省の法輪功学習者・黄懐琴さん(57歳女性)は1997年から法輪功を修煉し始めた。修煉前の黄さんは、薬づけでよく知られており、座骨神経痛、子宮筋腫、胃神経痛、気管支炎などの病気を患っていた。しかも、数種の薬物による副作用のため、数回にわたって危篤状態に陥っていたが、応急手当をとったため危篤状態を脱した。長年にわたって病気を患っていたため、黄さんの気性が激しくなり、怒りっぽくなってしまった。法輪功の修煉をしてからは、黄さんはいつも「真善忍」の基準で自分を要求し、皮膚の色も白くなり、赤みがさしてきた。身体上の変化だけでなく、心性上の変化も顕著であった。弟の嫁との関係も改善し、利益の前に心を動じなくなった。周りの人は皆、黄さんは法輪功を修煉してから別人になった、と話していた。

 1999年7.20以降、新津県の県長は黄さんの仕事場に行き、法輪功の修煉を放棄するよう求めたが、黄さんはそこで法輪功の真相を伝えた。1999年7月23日に新津市公安局の警察は黄さんの自宅に突然侵入し、法輪功の書籍を出すよう要求したが、黄さんはこれを拒絶した。結局、法輪功の横断幕を没収した。10月に地元の警官は再び黄さんの自宅に侵入し、黄さんの夫と息子に、黄さんの法輪功への信念を放棄させるよう脅かした。

 2001年4月11日に地元の警官は突然黄さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍やビデオテープと師父の法像を没収し、さらに黄さんを連行した。地元の派出所で5日間の監禁を経てから釈放された。

 2002年2月22日午前、黄さんともう一人の法輪功学習者は、法輪功の真相資料を配りに行ったときに捕まり、一年の労働教養を言い渡された後、黄さんは資中楠木寺女子労働教養所に送られた。

 2002年3月に警察は黄さんを成都市留置場に移そうとしたが、健康診断で黄さんは高血圧であったため、成都留置場は黄さんの受け入れを断った。警察は、黄さんを県人民病院に連れて行き、そこで偽の証明書を手に入れ、再び黄さんを成都留置場に送り込んだ。その後、健康診断により高血圧の理由で一時出所した。

 2002年4月5日午前、黄さんは市場に買い物に行ったが、市場で公安に拉致された。地元の派出所に監禁されていた。5日間にわたる監禁期間中に、黄さんはトイレや面会などを許されていなかった。黄さんの夫は妻の釈放を求めに行ったが、警察の王軍は法輪功に対して思う存分にやっても罪にならない、と黄さんの夫に言いふらした。

 2003年2月10日に警察は黄さんを再び資中楠木寺女子労働教養所に送った。そこで、黄さんは想像を絶する迫害を受けていた。毎日、数人の麻薬中毒者に囲まれて殴打され、串で指先を刺されたりして、水を飲まされてもトイレに行かせてもらえなかった。吊るし上げられて暴行を加えられるなど、黄さんは数回にわたって殴打され、失神してしまった。

 この数年間、彼女の家族の日常生活もずっと妨害されており、黄さんの夫はこのような迫害に耐えられず、重病を患うようになり、2006年正月にこの世を去った。他界する前に、私は極悪非道の中共に殺された、と話していた。

 2006年12月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/11/7/141930.html