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法輪功学習者の高松さんは吉林省公安局に連行され危篤

(日本明慧)周囲から良い人だと評判の、吉林省白山市コン江発電会社に勤務していた法輪功学習者の高松さんは、東興公安支局に連行され、迫害されている事実が、多くの人々に知られてから、当支局の副局長白立明と拘留所の所長劉天成はこれまでとうって変わって、解決方法を考えると言っている。しかし、実際の担当者である張勇、孫玉は検討中と言いながら、11月20日、高松さんに二年間の強制労働を言い渡した。

 高松さんの妻はこの知らせを受け、まだ一歳の子供を連れて、市公安局法制課に「主人のことなら、私が一番良く知っています。彼は良い人です」と夫の釈放を求めた。高さんにはガンを患っている母親と病弱の父親がおり、子供もまだ一歳で、妻は無職のため、高松さんの収入は一家の支えとなっている。

 東興公安支局は良い人を迫害していることを止めるどころか、高松さんがチラシを貼ったから逮捕したと言いふらしている。その意図は、高さんの正義なる行為に対する恨みを家族らに抱かせると同時に、自らの犯罪行為を隠すためである。さらにひどいのは、彼らは恥を知らずに、一般市民の家に「法輪功の高松さんはまた逮捕された」という電話をかけている。

 高松さんはずっと、断食で不法な迫害に抗議している。労働収容所内で鼻から食料を押し込まれるなどの迫害を受け、現在危篤状態に陥っている。彼の妻が受けた情報によると、高さんはすでに歩行困難になり、失禁状態になっているという。

 高松さんは法輪功を放棄しないため、腰椎と両足を骨折するまで迫害されたことがあり、かつて8カ月の寝たきり生活を送っていた。2006年11月10日、職場から連行され、白山市拘留所に監禁された。連行当時、上司は高さんが良い人だとして連行を拒否したが、公安局は高松さんがチラシを配ったと言い張って無理やり連行した。その日の午後、凡という警官は捜査状がないまま、高さんの家からノートパソコン一台と大法書籍、現金1000元を没収した。

 11月13日、高松さんの家族は釈放を求めて、東興支局を訪ねた。副局長と担当者に高松さんの修煉後の変化を話した。翌日、拘留所から面会の許可が下りたが、東興支局から面会の許可を取り消された。理由を問い詰めたところ、互いに責任をなすり付けて、結局面会できなかった。

 高松さんは収容所の中で、看守の指図に従わず、五日間も断食していた。すでに極度に衰弱し、顔色が紫になり、憔悴しきっている。病院で検査を受けたところ、重度の結核を患い、胸部に水が溜まっているという。家族は再び東興支局に対して釈放を求めたが、担当の局長は不在だと門前払いされてしまった。

 2006年12月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/12/1/143638.html