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古希の老人は『九評』を所持したため不法に労働教養処分を受けた

(明慧日本)北京海淀区花園村に住む蒋笑釵さん(70)は、退職した高級エンジニアであるが、1999年から法輪功を修煉し始めてから、これまでの重度の睡眠障害も治癒され、そして2001年に自転車事故により太ももの骨が遊離性骨折となり、その後修煉したことで全治した。

 2006年、蒋さんが真相を伝えたことが通報されたため、地元の警官は蒋さんにまだ法輪功をやっているかと聞き、蒋さんの妻の同伴がなければ外出を禁止した。さらに、ドイツにいる蒋さんの娘の写真を提示するよう強制した。なぜなら、娘の黄思帆さんは、海外で中共の迫害を暴く活動に参加しているからだ。そこで蒋さんは、警官にこれ以上法輪功への迫害に加担しないよう説得した。そこで、警官は「ドイツの法輪功は本当にすごい、江沢民がドイツに行ってから、あるドイツ人が握手をした時にさえ法輪功をたたえていたことで、江沢民は大変怒っていたと話していた」と警官は態度を和らげて話した。

 2006年7月二十日、居委会の者が警官5人を連れて、無断で蒋さんの自宅に侵入し、ただちに不法に家宅捜索をし、法輪功の書籍2冊と『九評』を見つけた。ちょうどその時、蒋さんは、末期がんの症状を呈していたため、病院を訪れた警官は蒋さんを連行しようとしたが、医者に拒絶された。しかし、数週間後、警官は不法に3年の労働教養収容処分を言い渡した。

 今のところ、蒋さんは保釈されて入院し、北京を離れることを禁じられている。しかも、警官はよく蒋さんの実家に電話をかけ、恐喝したり私生活を妨害したりし、蒋さんが病院を出るとただちに、労働教養所に監禁すると脅した。

 2006年12月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/8/144175.html