日本明慧
■印刷版   

チチハル市:張桂芹さんは迫害され死亡、齊大偉さんと安静濤さんは危篤状態

(日本明慧)黒龍江省チチハル市の法輪功学習者・張桂芹さんは2006年12月4日に迫害を受けて死亡した。同市で断食にて抗議を行っている法輪功学習者・齊大偉さん、安静濤さんは未だに和平廠医院に不法に監禁されている。関係部門の全ての人が責任を逃れるために言い訳をしているが、法輪功学習者を一向に解放しない。

 張桂芹さん、齊大偉さんたち数人の法輪功学習者は断食で迫害に対して抗議を行い、11月8日に和平廠医院へ移送された。11月24日、弟子達は点滴もできず、食べ物も口に入らなくなるほど衰弱した。しかし、悪人らは法輪功学習者たちに対して、不法に判決を下そうと企んでおり、審理書類は鉄フォン区裁判所の曲所長の手元にあるのだ。

 チチハル市鉄フォン区支局の呉局長が率い、3月20日に法輪功学習者たちの自宅に侵入し、不法に家宅捜査をし、学習者たちを強制連行し、拘束した。そして拷問などの迫害を加え、長期にわたり待ち伏せで連行することも行っていた。上述した3人の法輪功学習者を含めて計29人が強制連行された。

 張桂芹さんたちは拘置所に監禁され、10月末から断食で迫害に対して抗議を行った。11月8日に和平廠医院へ送られた張さんは意識不明、失禁、呼吸困難に陥り、危篤状態となった。それでも、警官は張さんの両足を足かせに固定したままであった。張さんは12月4日午前1時過ぎに逝去した。

 齊大偉さん、張継秋さんは鉄フォン区の悪らつな警官らに強制連行され、靴も履かない状態で、5階から1階まで引きずられて鉄フォン支局で大の字で吊り上げられ、電気ショックを強いられ、ひどい拷問を受けた。それでも止まらず、拷問を強いられる間に、警官らに冷たい水をかけられ、足を水に付けさせられてから電気ショックを受けた。強くされた電流に度重なる電気ショックを受け、齊大偉さんは何度も感電し、心臓にひどく損傷を受けた。齊さんはその後、チチハル市第一拘置所に監禁された。

 法輪功学習者・安静濤さんは2006年3月30日に学習者の家を訪ねた際に、待ち伏せしていた悪らつな警官らに強制連行された。安さんの妹・陳永濤さんと母親の安春英さんも相次いで連行された。チチハル市第一拘置所に不法に監禁された安静濤さんは、断食で迫害に対して抗議をし、現在体が極度に衰弱している。鉄フォン局龍華路派出所の悪らつな警官らは、安さんの家族に対して、8000元(約11万7千円)の保釈金を強要したという。

 曙光派出所所長の初春、副所長の徐忠和、悪らつな警官の盛濤、樊凱、王斌らは法輪功学習者・沈子力さんの拷問に関与している。彼らは、トラの椅子、電線、竹の板、鉄パイプ等の刑具を使用していたのだ。沈さんは「五馬分屍(ごばごろし)」の拷問を受けた。悪らつな警官は、沈さんの両手を後ろに回して手錠を掛け、また、両足も同じようにしてから、2本の鉄パイプを両手と両足の手錠に通して、さらに電線を使い、頭をかがませて太ももにくっ付けて縛った。悪らつな警官らは2本のパイプを鉄の椅子(少し高めの椅子)に掛けた。沈さんは揺すられる度に激痛が走ったという。

 2006年12月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/6/144015.html