日本明慧
■印刷版   

日本:中国大使館が法輪功に対する中傷を制止する


 文/日本の法輪功学習者

(明慧日本)私が2004年に最初に日本に来た時、法輪功に関して自分の経験を基にして日本の親戚に真相を伝えたら、彼は「法輪功は素晴らしいですね」と言った。しかし数日後に、「私がネットで調べてみたら、法輪功は良くないと主張する方もありました」と彼に言われた。確かに99年に迫害が始まった頃には各国のメディアは真相が分からずに、ただ中共が用意した法輪功を中傷する報道を転載したが、現在真相を知り、各国のメディアはほとんど客観的に法輪功を報道するようになったのに、どこで読んだのかと不思議に思った。後になって分かったが、彼は日本の中国大使館のサイトで読んだのだ。

 「日本法輪大法学会」は2004年8月27日、東京都に「特定非營利活動法人(NPO)」として認定された。それは日本の人々は法輪功に対して充分に理解があり、彼らは法輪功が日本社会、国民、国家のために有益であり、無害であることを確信したからだ。もしそうでなければ、慎重で敏感な日本政府が法輪功をどうして認定するだろうか? 中共大使館が堂々と事実を無視して、合法なグループを中傷していたとは信じられなかった。私は明慧ネットで「韓国の法輪功学習者は中国大使館員を名誉毀損罪で提訴する」という記事を読んだ。もしかすると、私達は日本でも法輪功を中傷する中国大使館の恥ずべき行為を法的な手段に訴えることができると思った。

 二年後の今日、私は韓国で起こったと同じことに遭遇した。中国大使館のサイトをアクセスしてショックを受けた。日本語があんまり上手くない私でも、中共が法輪功に対してよく使う中傷の文章などが日本語に訳されて載せてあるのが分かった。またシンガポール政府が中共との国益のために、法輪功に関して収集した公文書の報道も載せてある。あわせて30記事があった。中共が法輪功学習者の臓器を生体から収奪する行為を暴露され、「地球で最も邪悪な行為」と呼ばれ、国際社会から大変な反響を受けている今日、日本の中国大使館はまだネットで堂々と中傷する文章を載せている。

 本来なら、大使館の重要な責任のひとつは、海外にいる国民の安全を守ることだ。しかし中共には異変が起こっている。中共の大使館は海外の国民を監視し、コントロールや、迫害する機関になっている。『共産党についての九つの論評』の7章によると、ポル・ポト派政権が20万人以上の中国人を殺したとき、中共はただ沈黙していた。中国人が大使館に助けを求めたときに、彼らの請願は無視された。1998年5月インドネシアで中国人の大規模な殺害とレイプが起こったときも、中共はひたすら沈黙した。救出することもなく、国内には情報さえ封鎖した。海外の中国人は中国政府と無関係であるかのように、最も基本的な人道援助さえ提供するのを拒否された。中国大使館は、法輪功の迫害を外国にまで広げるための機関になった。

 明慧ネットが2005年6月から8月までに発表した8つの記事は中国大使館の行為を詳しく報道した。中国大使館は法輪功学習者に対して、パスポートの更新を拒否し、差し控える。中国人のさまざまな社会活動を利用し、系統的に中国人社会に嘘を言い触らして、憎しみを扇動する。中国語メディアをコントロールし、法輪功を中傷する。法輪功学習者をブラックリストに載せ、相手国に圧力を掛け、真相を伝えるための法輪功学習者の入国を妨げる。小さい国の政府に圧力をかけ、法輪功学習者の請願の権利を制限し、国連に難民申請をする法輪功学習者を強制送還する。法輪功学習者が真相を伝える活動や、煉功するのを邪魔し、暴漢さえ雇い、学習者を悩ませ、脅かし、威圧する。もしも中共を蛸に例えるなら、その大使館は触手のように世界各国に嘘を言い触らし、偏見を抱かせる。これも海外の法輪功学習者が真相を伝える意義であり、大使館に対して正念を発することを長年続けている理由だ。それらの「触手」は邪悪の中心につながっているからだ。

 中共が法輪功を迫害し始めた頃には、すべてのホームページで法輪功を中傷するコーナーがあったが、彼らの虚言が暴露されるにしたがって、中共の内部でもだんだん人心が離反していった。中傷コーナーもすんなりと下げられた。ただ中国大使館のような、邪悪の中心につながっている「触手」は虚言が暴露されているものの、恥知らずに公然と嘘をついている。これらの「触手」は結局「610オフィス」のように、中共と共に歴史の恥柱に釘刺されて、罰を受ける。

 『共産党についての九つの論評』が広まることにより、ますます多くの人々は中共が滅びるのは必然なことだと信じている。1500万人の人たちは共産党から退出し、脱党人数もまだ増えている。元大使館員の陳用林さんを含め、中共の官吏も公に中共を非難し、共産党を退党することを声明した。

 ここで日本の中国大使館に厳正に告知する。法輪功に対する中傷をすぐ停止するように、脱党はたった一つの救いです。これ以上の悪を続けると必ず天の罰を受ける。そして、私たちも日本の中国大使館の館員を名誉毀損罪で提訴し、法的な責任を負わせる。

 2006年12月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/11/15/142467.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/11/30/80421.html