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法輪功学習者は王旭東の香港訪問に抗議 中共は香港の警官に暴行を加えるよう指示(写真)


 文/香港の法輪功学習者

(明慧日本)中共人民代表大会常務委員会の委員長・呉邦国らは2006年12月2日から4日まで、2006年世界電気通信展に参加するため、香港を訪問した。訪問団の中には、法輪功を迫害した重要犯人の1人である中共情報産業部長・王旭東なども含まれていた。そのため、香港の法輪功学習者は中共の役人が香港を訪問する期間に、迫害を制止し、悪人を懲罰するよう呼びかけ、脱党して中共を解体することを声援するなど一連の抗議活動を行った。

12月2日午後、学習者は湾仔の亜州国際博覧館の外で横断幕と幟を広げ、中共による迫害及び生体臓器摘出の悲惨な事件に対する調査を呼びかけている

12月2日午後、法輪功学習者は湾仔の亜州国際博覧館の外で正念を発している

12月2日夕方、法輪功学習者は湾仔の亜州国際博覧館の外で法輪大法学会の公告及びその他の声明を読み上げている

12月3日に法輪功学習者は中聯弁の外で正念を発している

12月3日昼過ぎ、香港警察は法輪功学習者にその場を離れるよう警告した。1人の法輪功学習者が警官と厳正に交渉している

12月3日午後2時前、香港の警官は中共の圧力の下で、法輪功学習者に対して暴力を振るいその場を離れるよう強制した

12月3日午後2時前、香港の警官は学習者に暴力を振るっている

12月3日午後、香港の警官が学習者に中聯弁の裏門にある示威区域にいくように強制するとき、1人の学習者は「天が中共を滅ぼす」と書いたスローガンを広げた

 2日の昼頃、一部の法輪功学習者は中共団体が泊まっている海逸ホテルの外に行き、訪問団体が到着するのを待っていた。中共が事前に香港の警官に大きな圧力をかけていたため、香港の警官は示威区域をホテルよりかなり遠いところに設置した。しかも多数のガードマンが平和に抗議している法輪功学習者を阻むためにそこに立っていた。しかし一部の学習者は邪魔を排除し、ホテルにより近い位置で横断幕を広げ、専用車でホテルに出入りする中共団体のメンバーに見せることができた。学習者は中共団体の中にまだ良知を持っている人々が真相を知り、中共悪党に協力して法輪功を迫害せず、大急ぎで中共組織から脱退し、天が中共を滅ぼす時に副葬品にならないことを望んでいた。

 夕方、中共訪問団は亜州国際博覧館で政府側の晩餐会に出席した。香港の法輪功学習者は午後3時過ぎ、亜州国際博覧館の外に集合し、「中共による迫害を制止しよう」、「法律で悪人を裁く」、「生体臓器摘出事件を調査する」、及び「天が中共を滅ぼす」、「脱党して平安を守る」などと書かれた横断幕と幟を広げ、静座で迫害に抗議し、集団で正念を発し、午後9時まで活動は続いた。

 学習者は中共の役人が多い所で静座で抗議を行い、その間法輪大法学会からの公告、大紀元の厳粛な声明、真相調査委員会の公告、及び国際法輪功迫害追及機構の王旭東、薄照来など重要犯人に対する追及通告を読み上げ、中共の役人及び政府側の活動に出席した各界のメンバーに迫害の真相を伝え、邪悪を震え上がらせた。

 王旭東と薄照来はともに中共河北省省委員会の書記に在任中、江沢民集団に積極的に協力して法輪功を迫害し、河北省は全国で法輪功に対する迫害が最も厳重な一つの省となった。王旭東は情報産業部長に転勤した後、引き続き、極力中共の集団虐殺の迫害政策を推進させた。通信を盗聴、録音、追跡して位置を測定し、インターネットの監視、制御などにより、法輪功学習者が大量に逮捕されて監禁され迫害により死亡した。それと同時に全国民に対して、情報封鎖を行い、迫害真相を覆い隠した。

 3日朝、法輪功学習者は引き続き海逸ホテルの外で静座して抗議していた。学習者は中共団体が午後中聯弁へ行き、香港駐在の中共機関のメンバーと面会すると聞き、一部の人は午前11時に中聯弁裏門の外にある西区警察所側に集合した。一部の学習者は以前に警察に通知した活動方式に従って、中聯弁正門の側に行き、抗議の横断幕を広げ、正念を発した。しかし、香港政府の一部の人らは中共の高圧の下で邪悪に協力し、迅速に大量の警官を動員して、暴力で学習者の横断幕を奪い取り、また学習者に最初に集まっていた中聯弁裏門の外に戻るように強制した。

 その時、警官はすでにマンツーマンの方式で学習者を監視し、学習者が食事をする時、トイレに行くときも見逃さなかった。監視された学習者は警官に真相を伝え、彼らに邪悪を助けて悪事を働かないように要求した。1人のおばあさんは警官に「私はトレイに行きたい。後ろについてこないで!」と厳しく言った。後ろについていた警官は自分で悪いと分かって、後ろについていくのをやめた。

 交流を通じて、学習者らはみな必ずこの機会を利用して、引き続き中共のメンバーとその追随者に真相を伝え、彼らを救わなければならないと認識した。そして、昼過ぎ、再び中聯弁正門の側に戻り、横断幕を広げた。香港の警官は何度も中共当局と上級からの圧力を受け、大いに緊張し、他の地区からの大量の女性警官と藍色帽子を被った起動部隊を移動させてきた。少なくとも40〜50人くらいだった。警官らは鉄柵を設置し、現場で取材していた記者を追い払い、また学習者にその場を離れるよう警告した。

 香港の法輪功学習者はその場にいた警官に真相を伝え、彼らの平和的抗議は中共による残酷な迫害を停止させるためであり、これはまた彼らの基本的人権であり、完全に理にかない、法に符合すると指摘した。警官は何度も上司に指示を仰いだが、最後にやはり学習者に離れるよう要求した。それは「保安」の理由からだと言った。抗議活動をしていた学習者は警官に、彼らは離れることができるが、抗議の横断幕を一枚だけ中聯弁正門の横に掛けたいと要求したが、しかし警官は上司の指示を仰ぎ、やはりこの要求も拒否した。学習者は厳正に、一枚の横断幕にどうして安全問題があるのか? これはあなた達が上司の指図を受けたことを説明する。一国二制度さえも要らなくなったか! と指摘した。警官はそれを聞いて自分でも理に合わないと分って、あまりしゃべらなくなった。

 午後1時50分頃、警官はすでに包囲区域を設置し、学習者に暴力行動を執り始めた。数人の警官が一斉にかかってきて、引っ張ったり、押したりして、20数人の学習者を中聯弁裏問の示威区域に取り押さえ、しかも一度示威区域を封鎖し、学習者の出入りを禁止し、トイレに行くことも禁止した。これは2002年3月の街阻み誣告事件以来、はじめて香港政府、及び警察側の一部の人が中共悪党の圧力の下で法輪功学習者に対して暴力を振るい、悲しいことに邪悪の共犯者になったのだ。

 実は、街阻み誣告事件が発生してから数年来、香港の法輪功学習者は真相を伝えて、すでに多くの政府官吏、及び警官に中共の邪悪を認識させ、積極的に善を持って法輪功学習者を待遇するようになった。今回一部の学習者が不法に示威区域に禁固されている時、一部の真相を知っている警官も上級の命令を執行している同僚に、人を釈放するようにしかりつけた。

 当日午後3時頃、一部の学習者は中聯弁側のビルに住んでいる同修の自宅へ行き、家の窓の外側に「悪党から脱退 中共を解体 迫害を終結 災難を遠ざける」と書かれた横断幕を広げた。4時過ぎ、中共団体はパトカーの案内の下で中聯弁へやってきた。香港の警官は学習者らが広げた横断幕を見て、大いに緊張し、人を派遣して学習者にドアを開くよう要求して、ドアをノックした。学習者らは正念を保ち、心を動かさず、また「法輪大法はすばらしい」と書いた横断幕も窓の外に広げた。そして「法輪大法はすばらしい」、「脱退して平安を守ろう」などのスローガンを叫んだ。横断幕はずっと窓の外側に広げたままで、悪党団体が5時に離れた後、やっと片付けた。その間一部の中共の軍人は中聯弁の正門の外でガードしていて、みな頭を上げて横断幕を見ることができた。

 夕方、一部の香港の法輪功学習者は再び湾仔の亜州国際博覧館の外に行き、中共団体が展覧会の開幕式に参加する時間を利用して、静座して抗議した。学習者らは正念を強め、大法弟子を迫害するすべて邪悪な生命と要素を徹底的に解体し、暫くして今回の香港の警官による暴力事件を、社会と関連当局に伝えると表明した。

 2006年12月12日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/7/144137.html
(英語: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/8/80673.html