上海の610オフィスは法輪功学習者・林鳴立さんを陥れた
(明慧日本)上海普陀区の裁判所は2006年11月10日午後、上海市610オフィスの指図のもと、法輪功学習者・林鳴立さんに不法に6年の懲役を言い渡した。審判の過程のすべては不法な濡れ衣であった。
法廷での審判では、検察側は李華という人1人の証人の供述しか提供しておらず、李華本人は証人として法廷に出廷せず、いわゆる物証は李華が提供した一枚のCDで、「原本のCD」であるという。実は如何なる映像のCD-ROMも「原本のCD」として使うことができ、これが「原本のCD」である根拠はどこにあるだろうか? 更に重要なのはこのいわゆる「原本のCD」は、林鳴立さんの自宅に不法に侵入して捜査した際に見付けたものではなく、当時は一台のノートパソコンと多くの空のDVDしか見つかっておらず、書き込みドライブと書き込み済みのDVDなどは全く発見されなかった。このCDは後で李華が公安局に提供したものであり、これがどうして物証になるだろうか? 司法官は最も基本的な法律常識さえ分からないというのか? そうではない、彼らはすべて知っている、ただ盗品を押し付けて罪に陥れたいだけなのだ。
李華の問題はもっと大きい。李華の家族は、彼女は1994年ごろ精神病にかかったことがあり、精神病院に入院した(「上海市精神衛生センター」:上海市徐匯区宛平南路600号 電話:021-64387250)。そして彼女の家族は、去年彼女が普陀の公安局に連行された後、何度か精神病が再発したと話している。
林鳴立さんの妻はそれを知った後、警察に行って尋ね「李華は精神病にかかったことがある、彼女の供述は法律的根拠がない」と言うと、警察は「私達は彼女を鑑定したことがあり、彼女の精神は正常である」と言った。上海の公安局は李華の精神病について質問されることを非常に恐れている。
全ての審理の過程から見ると、人証と物証はなく、供述しかない。そしてこの証人は精神病歴があり、最近一年間に何度も精神病を再発した人である。しかし、上海の警察・検察庁・裁判所は 610オフィスの指示に従ってぐるになり、でっち上げの罪名で真善忍を信仰する法輪功学習者を迫害しようとしている。
弁護士は林鳴立さんに対して無罪の弁護をしたが、裁判官達はそそくさとその場を切り上げた。裁判官が判決を言い渡すと、弁護士は直ちに上訴を提出した。一カ月半後、ある中級裁判所で第二次法廷を開くことになった。
調べによると、上海市610オフィスのリーダー董乃謙は林鳴立さんを不法判決した主導者であり、董乃謙はいわゆる法制洗脳学校の校長を兼任している。
2006年12月18日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/11/21/142925.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/11/25/80292.html)
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