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吉林省の中共加害者は不法な裁判を通して法輪功学習者を迫害

(明慧日本)吉林省遼源市の共産党員は2006年12月6日午前、遼源市留置場において、台湾から来た項利潔さんたち9人の法輪功学習者に対して不法な裁判を行った。2時間足らずで終審した。

 裁判官および上訴人は、何度も法輪功学習者が陳述することを妨害していた。今回の裁判が開廷する前に、弁護士はあくまでも法輪功学習者のために減刑する努力が許され、免罪するような努力をしてはならないと命じられた。実際、法輪功学習者の弁護士は、始終一言も言わなかった。

 中国現行の法律の条文は、明文に当事者のプライバシーおよび国家機密の事案を除いて、すべて公開審理を行わなければならないと規定した。しかし、今回の裁判は、一般人の出入りを禁じられた留置場内で行われ、しかも指定された傍聴人はすべて警察側一辺倒の者であった。これこそが、中共の言う公開審理の実態である。

 9人の法輪功学習者は今年の春に逮捕された。半年にわたる不法な身柄拘束および迫害のため、彼らの体は著しく衰弱した。法廷の中で、1人の法輪功学習者が自力で歩けなくなっていた。法輪功学習者の項利潔さん、趙岩さん、張順紅さんたち7人は、不法な判決に従わない旨を明示した。

 台湾から来た法輪功学習者の項利潔さんは2006年4月25日に不法に逮捕された。遼源市の公安局および610オフィスは、項さんが台湾に帰るビザの発給を拒絶したため、項さんは台湾に戻れず、毎月アルバイトをして何とか生活を維持していた。項さんは7年間にわたって不法に拘留され、労働教養所でさまざまな拷問に遭っていた。

 遼源市の項利潔さんたち9人の法輪功学習者は、12月15日夜に不法な判決書を送られた。

 2006年12月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/12/21/145165.html