米国会議員は胡国家主席に対し法輪功学習者を釈放するよう書簡を提出
(明慧日本)米国ミズーリ州国会議員のTodd Akin氏は12月11日、胡錦涛国家主席に書簡を送り、中共の法輪功学習者に対する迫害、特に臓器を摘出する迫害について注目し、そして直ちに身柄を拘束されている法輪功学習者をすべて釈放するよう促した。全文は以下の通りである。
過ぎ去った数年間、中国は多大なる努力を通して、国際舞台において経済、政治、軍事面でますます強大化してきました。しかし、基本的人権を尊重することの欠陥は、未だに中国が国際社会に溶け込むための重大な障害になっています。私個人にしてみれば、人間の生命に対する尊重は、この上なく崇高なものであり、まさに私が信じているように、すべての人間は造物主によって剥奪されることのできない権利を付与されました。あなた方の政府およびいかなる罪のない人々を迫害していることは決して受け入れることのできない行為であり、どうか最大限の努力で、これらの人道に反する迫害を制止するようお願い申し上げます。
ご存知のように、世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)および市民的及び政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights)のいずれも、すべての人は生命と自由と安全の権利を享有し、そして何人も任意に逮捕または拘留され、拷問にかけられ、あるいは残酷な処罰に処せられない自由を明文規定されています。たくさんの報告書によりますと、あなた方は、明確に世界人権宣言および市民的及び政治的権利に関する国際規約の中の規定に違反しています。特に、市民的及び政治的権利に関する国際規約は、中国も加盟国であることを忘れないでください。
私は最近、法輪功学習者の受けている迫害について、多大に関心を寄せています。この中国の公民から成る団体は、決して暴力的または反逆的な人々ではなく、彼らはいかなる政治的な企みもありません。彼らはただ、その宗教と信仰を表明する権利を有し、彼らは自分自身の思想の自由を実践する権利を有しています。彼らに対する不法な逮捕と残酷な拷問は全くの間違いであり、国際社会は決してこれを傍観することはできません。私はまた、中国が死刑囚の臓器を強制的に摘出していること、特に法輪功学習者の臓器を摘出していることの訴えに関心を寄せています。
どうか、私の助言をお許しください。あなた方のもとで、2008年北京オリンピックを開催する条件として、中国における人権状況を改善することであります。国際社会がますます中国のオリンピック開催に注目を寄せている中で、どうかこの協定を履行し、積極的な措置により、あなた方人民の享有する権利を尊重してください。つまり、不法に拘禁されている法輪功学習者を釈放し、彼らに進行の自由を持たせることです。ただちに実行してくださるようお願いします。中国の市民は、称賛されるべき財産であり、あなた及びあなた方政府が、彼らにあるべき尊重を与えるように求めます。
2006年12月22日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/17/144890.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/18/80974.html)
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