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四川省広安市:4人の法輪功学習者が連行され、1人は危篤状態に堕ちた

(明慧日本)四川省広安市の法輪功迫害の首謀者である政治法律委員会書記・余一は11月2日、20数人の広安市と華エイ市の警官を連れて、華エイ市進站路口に位置する種子会社ビルのある部屋に侵入した。その部屋は法輪功学習者らが借りていた。余一らは学習者に暴力を振って殴打し、3人の青年と1人の老人の4人を連行した。この3人の青年はそれぞれ、広安市の学習者・丁躍ロンさん、曾革平さん、華エイ市の向林さんである。

 丁躍ロンさん(30数歳女性)は広安白市鎮のある小学校の教師だった。1999年10月、法輪功の正義を求めて、北京へ陳情に行ったため、北京で警官に不法に連行され、その後広安市に送り返されて、数カ月間監禁された。丁さんは学校から解雇された。夫は同じ学校の幹部である。かれは邪悪な嘘に騙され、邪悪を助けて自分の妻を迫害した。さまざま手段で妻に法輪大法の修煉を放棄させようとした。丁さんはいつも修煉者の大善大忍の心で、いかなる憎しみも持たずこのすべてに耐え、彼らに法輪大法の真相をはっきり説明していた。決して邪悪な勢力に妥協せず、数年来絶えず中共政府の嘘に騙されている広安市の人々に、法輪功の真相をはっきり伝えてきた。

 曾革平さん(30数歳男性)は広安市代市鎮の人で、隊役軍人である。かつて建築現場でブルドーザーを運転したことがある。2000年5月、天安門広場に行き煉功(座禅)し、平和的に請願したが、不法に15日間勾留された。2000年8月ごろ、同修の黄治輝さん、徐仁武さん夫婦と共に、彼らを尾行していた邪悪な警官に連行された。黄さんは不法に労働による思想改造を科され、徐さんと曾革平さんは労働教養を科された。労働教養所で曾さんは邪悪の命令に協力せず、動揺せず大法を守り、何回も残酷に迫害された。2年間の労働教養が満期になった時、広安の邪悪な輩は、まだ転向していないという口実で、曾さんを広安華エイ市洗脳班に入れた。そこで曾さんは長期に亘り体罰を受け、暴力を受け、おかずはなく、白いご飯だけ与えられるなどの手段で1年あまり残酷に虐待されてから、やっと家に帰された。

 向林さん(30数歳男性)は華エイ市の人で、元は華エイ市セメント工場の従業者だった。向林さんは法輪功修煉を堅持したため、かつて華エイ市の悪辣な警官により四川省大堰労働教養所に入れられ、不法に労働教養を科されたことがあった。その間、強制的に洗脳されるなどの迫害に遭った。2年前、セメント工場の権力者らは華エイ市の悪辣な警官と協力して、向林さんを連行しようとしたため、向林さんは仕方なく家を出て放浪生活を送るようになった。この度向林さんは華エイ市国安大隊に連行され、2日間拷問で虐待された。向林さんは11月26日から華エイ市留置場で断食を行っており、現在、極めて重篤な状態である。

 丁躍ロンさんと曾革平さんは不法に、秘密に移送された。3人の法輪功学習者は現在邪悪な巣窟で拷問による虐待を受けている。

 権力者の嘘に騙された広安市の人々を呼び覚ますために、法輪功学習者は生活を切り詰めて集めたお金で真相資料を作り、世の人々を救い済度している。広安市の悪辣な警官は長期にわたり、さまざまスパイ的手段を用いて学習者を監視し、学習者の自宅の電話や携帯電話を盗聴していた。今回の連行事件は警官が長期にわたり、学習者らを監視した後に行った犯罪的行為である。

 法輪功学習者に対する迫害に参与した広安市の悪人リスト:

 王平 余一 熊昌勇

 蘇必華(女性)

 李向東 李秋雲 雷軍 陳運棟

 高志強 李一山 頼玉普

 2006年12月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/17/144881.html