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黒龍江省:法輪功学習者・トウ剣梅さんは強制的に採血され、危篤状態に


 文/大慶法輪功学習者

(明慧日本)2005年3月31日、黒龍江省女子刑務所病院の院長・趙英玲と副院長・趙恵華は数10人の警官と20数人の囚人を指図し、囚人が集団でトイレに行く際に、6人の学習者を廊下で取り囲み、リーダー格の囚人数人が否応なしに、学習者を外に連れ出した。最初に連れて行かれたのは聶緒梅さんだった。彼女が戻って来た時、腕の血管が赤く腫れていた。顔も腫れあがっていた。その場にいた学習者は話を聞こうとしたが、すぐに隔離された。このとき、囚人の何淑華は51歳の学習者を床に倒して、彼女の髪の毛を掴んで、事務所まで引っ張って行った。数人の囚人が一斉に彼女を殴った後、足で腹と腕、足を押さえて、無理やり採血を行った。学習者を殴ったばかりの悪人らは事実を隠すために、「私たちは人を殴らないよ」と大声で叫んだ。他の学習者も同様に殴打され、強制的に採血された。うち4人は歩行困難になり、引っ張られて帰ってきた。採血の後、健康な付麗華さんは治療の名目で連れて行かれて、いまだに行方不明である。

 これはとても不思議な出来事である。なぜ採血しなければならないのか? なぜこれほどの暴力を振るってまで採血をしなければならないのか? なぜ健康な付さんを連れて行ったのか? 病気治療のためと言っているが、そのような病気治療が必要あるのか? 背後に人に告げられない目的が潜んでいるに違いない。2006年3月、中共政府が学習者から臓器を摘出し、売買していることが暴露された。私たちは採血された学習者の安全を憂慮している。連れて行かれた付さんは今どこにいるのか、彼女の安否を心配している。

 今回の災難から一命を取りとめたトウ剣梅さんは採血のときに受けた暴力で、心臓病の発作が起きた。現在、一日数回も心臓発作を起こし、身体が極度に衰弱しており、細く痩せて、身体の震えが止まらず、数日間も動けないこともあり、命が危険な状態に陥っている。

 2006年12月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/24/145379.html