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法輪功迫害の主犯格がオーストリアで起訴される


 文/オーストリアの法輪功学習者

(明慧日本)オーストリア法輪大法協会、オーストリア国際人権協会(IGFM)は2006年12月15日、ウィーンの著名なカフェであるLANDTMANNで記者会見を行い、法輪功迫害の主犯格である江沢民、羅干、李嵐清、劉淇らについて、大量虐殺罪などの罪名で起訴をした。

 12月14日、オーストリア国際人権協会及び中共による迫害を受けてきた法輪功学習者と共に、ウィーン検察庁で起訴趣意書を手渡した。今回の起訴は、三週間前に、カナダ国会議員デービッド・キルガー氏がオーストリアで、中共による法輪功学習者の臓器摘出に関する報告に続く、さらに影響力のあることである。このことにより、オーストリア各界の、中共による法輪功学習者への残酷な迫害についてさらに真相を知ることができた。

 オーストリア国際人権協会のKatharina Grieb主席は、「これは、ナチス以来、最も深刻な人権侵害です。今回の犯罪者に対する起訴活動に関わることができて大変嬉しく思っています。今回の活動は、迫害に直接的に大きな影響を及ぼすでしょう」と話した。

 Michael Sommer弁護士は、「オーストリアにおける起訴は孤立的なものではなく、世界規模から見ても非常に有意義なものです。今回の起訴は、それらの法輪功学習者に対する迫害に加担している人々に対して抑制力を働かせ、それらの迫害に加担した人々が海外に出る際に常に起訴される局面におかれることを意味しています」と話した。

 原告の一人である法輪功学習者Alexander Hamrleさんは、「一人の西洋人として、中国で法輪功を擁護したため暴行を受けた事件から、この迫害の深刻さが伺われる。4年間経ったが、私は未だに中国の警官が話した『いかなる国際条約又は法律も中国で執行されていないのだ』という言葉が記憶に新しい」と話した。

 もう一人の原告である法輪功学習者の王永さんは、「私のパスポートの延期は、中国大使館に拒絶されたことからも、中共の法輪功学習者に対する迫害は、体系的で世界規模で行われていることが分かる」と話した。

 今回の訴訟案は、現在もなお進行中である。

 2006年12月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/19/144990.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/21/81043.html