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台湾:新唐人テレビ局アジア太平洋放送局は中共が「世界華人新年祝賀祭」を妨害した事実を明かした(写真)

(明慧日本)中共は何を恐れているのか? 美しい伝統衣装を着て、古典舞踊を舞う人たちをなぜ恐れるのか? 中共は再度国際社会に黒い手を伸ばして、「世界華人新年祝賀祭」に干渉し、妨害した。韓国政府は中共に屈従して、韓国ソウル市の国立劇場で1月6日に予定されていた公演を取り消した。台湾の新唐人テレビ局アジア太平洋放送局は1月9日に立法院で記者会見を行い、中共が横暴に国際的でハイレベルな美しい演出を阻止したことを暴露した。

新唐人アジア太平洋放送局は1月9日、台湾立法院で中共政権による新年祝賀祭の妨害工作を譴責した

 新唐人テレビ局は、2002年2月に米ニューヨークに本部を設立し、放送を始めた。基本的趣旨は事実を公正に報道することで、強権の弾圧を恐れない。新唐人テレビ局は詳細かつ確実で中共が極力封鎖している、華人と密接な関係にある敏感な話題を報道している。たとえば2003年中国のSARS問題や法輪功の真相、香港の反23条法律の提案についての事実、そして、中国の民間で人権を擁護する事件などである。

 新唐人テレビ局は毎年、全世界華人新年祝賀祭を行なっており、今年、すでに4年目となった。純粋な芸術およびハイレベルな演出プログラムで各地の華人に好評を博しており、2006年にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催された公演は、米国の音楽情報誌「ビルボード」の全米公演プログラムの評価で、第7位にランクインした。

 同放送局の台湾代表・劉鴬釧氏は、「ソウル公演のキャンセルは、中共政権が新唐人テレビに妨害を働いた最新の事件。韓国最大のメディア『朝鮮日報』と韓国通信社『韓聯社』の報道によると、新唐人テレビ局は中共政権の人権迫害などを報道してきたため、中共政権を怒らせた。中共政権は韓国外務省と文化部を介して、公演会場の韓国国立劇場に圧力をかけ、華人新年祭に会場を提供すれば、同劇場が今年6月に予定している中国公演を取消すと恫喝した。韓国政府は中共政権の要求に応じ、開演の前日に主催者の新唐人テレビに、会場使用の契約を取り消すと告げた。全世界に中共政権の本質をより明確に知ってもらうため、この妨害工作を明らかにする」と述べた。

 また劉鴬釧代表は、「最も厳しい事件は、2年前に新唐人テレビと衛星使用契約を結んだ欧州の衛星通信会社が、中共政権の圧力と利益供与に屈し、契約を中止しようとしたことだ。この事件が国際社会で暴露された後、かえって新唐人は世界中に名前を知られ、各界の支援により、その欧州の衛星通信会社は新唐人と6年の契約を延長した」と言及した。劉鴬釧氏は、人々がただ正義の力を発揮し、道徳の良識を表せば、不公平な問題を容易に解決することができ、中共の邪悪を同様に抑圧することができると述べた。

新唐人国際文化学会の明居正・理事長=国立台湾大学政治学教授=は、新年祭のキャンペーンチラシを手に、「中共政権は、綺麗な伝統的な衣装を着て、古典舞踊を舞う人たちをなぜ恐れるのか」と中共の妨害工作に抗議した

 (明慧記者・方慧=台湾・台北)

 2007年1月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/1/10/146576.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/1/12/81650.html