神話の中の神話
文/台湾の大法弟子
(明慧日本)やっと正法が終わった。非常に長い過程に見えたが、実は宇宙の中でただ瞬きをする瞬間の短さであった。法が人間界を正す勢いの到来につれて、大法弟子たちが任務を完了し、各自の天体に戻る前に、まずある空間に戻ることになっている(これは非常に特殊な空間で、師父は私たち大法弟子が煉功するために作り出した空間で、ほとんど時間の経過はなく、大法弟子の神の部分は全部ここにいる。しかし、いろいろな次元の中にある。これもおそらく大法弟子が非常に速く功を伸ばせる原因の一つであろう。この空間の中で、大法弟子であれば、その次元の高低にかかわらず、誰もが自由に出入りできるが、大法弟子でなければ、どんなに次元の高い覚者であろうとこの中には入ることができない)。私たちが今知っている同修は、周りの限られた人数でしかないが、実際、あの空間に行ってみると、数千万人の同修を皆知っており、しかもよく知っている。
ついに、師父がやって来られたところに戻られる時がきた。師父は戻られる前に、師父は私たちに、最後の説法をなさった。人間界で説法をするときと違うのは、師父は口を開いておられないにもかかわらず、すべての大法弟子は師父が説法されているのが分かる。
最後の説法が終わってから、師父は来られた所に戻って行かれた。そして、この空間も大法弟子が去って行くにつれて、消えてなくなった。なぜなら、大法弟子たちは円満成就すれば各自の天国に戻るが、円満成就していない者も自分の次元にとどまり、すべての次元を向上できる要素が取り除かれ、その煉功のために作られた空間も存在する必要がなくなったからだ。このとき、すべての大法弟子は、非常に強力な仏法神通を有し、ほかの同修が歴史上、あるいは法を正す時期に行ったすべてを知ることができる。しかし、何もかも重要ではなくなったのだ。なぜなら、皆他人のために思っているので、ほかの同修が昔どんなことをしたのかについて、もう責めたりはしないからだ。しかし、自分のかつての修煉におけるすべての選択および行うべきかどうかについて、完全に悟った状態の中で見ることができるようになった。
大法弟子たちは、それぞれ自分たちの天体に戻り始めた。どんなに遠いところにある天体だろうと、そこにたどり着くには実は一瞬のことにすぎず、近い天体はなおさらのことである。しかし、一部の大法弟子は、ただちに帰ったが、一部の大法弟子は帰ろうとしない。どうしてだろうか。実はたくさんの王たちの心情は非常に複雑で、一瞬にして戻れる天体にある衆生を見つめながらも、この一歩を踏み出すのは非常に難しく感じた。非常に皮肉なことに、もし人間の一面が残っていれば、厚かましくも戻れたのかもしれないが、人間の要素を完全に取り除かれ、完全に神となると、まったく別の状態になった。もともと、自分が人間界に入る前にこれほど多彩多様であった美しい世界が、今は不完全な世界になっている。家に帰る道がこれほど長くなるとは…。
以上書いたのは、最近の私の修煉であり、正しくないかもしれない。ただ、師父は私に啓示を与えてくださり、この最後の時間を大切にし、精進するとともに、ほかの同修に対しても励ましとなるよう、私は勇気をふりしぼって恐れる心を取り除いてこの文章を書いた。
実はもっと長いストーリーであったが、たくさんのところについて、どのように書けばよいか分からないので、自分の法に基づいて理解できる箇所だけを書いた。正しくないところはぜひ指摘していただきたい。
2007年1月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/1/20/147141.html)
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