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遼寧省盤錦刑務所:5ヶ月続けて断食、田耕海さんは危篤状態

(日本明慧)遼寧省の法輪功学習者・田耕海さんは何度も邪悪に迫害され、2006年に不法判決を言い渡されたのち、盤錦刑務所へ移送され、迫害され続けた。田さんは盤錦刑務所で断食をし、迫害を抗議してからすでに5ヶ月が経ち、命は危険な状況にあるという。数日前に、田さんの父親は刑務所で田さんに面会した時、田さんは背負われて出てきたという。田さんは立つことができず話す気力すらなく、唇がわずかに動くだけだった。極めて衰弱した田さんは、面会の数分間も耐えられなかったという。

 家族は田さんを外部で治療することを刑務所側に求めたが、刑務所側からは誰も責任を負う者は出てこなかった。田さんが断食して1ヶ月が経った頃に、田さんの友人は刑務所の胡美発所長に何度も電話をしたが、「法輪功を取り締まる時は、これまで法律の手続きを取ったことはない。いまさら法律云々を言って何になるんだ?」と答えたという。

 大連市法輪功学習者の田耕海さん(34歳男性)は大学卒で、吉林省長春出身、大連鉄道十三局1処の元職員で、周りの人を助け、正直で優しい人と評判だった。2005年7月1日、陳欣と董健は大連国保大隊を率い、白日の下で田さんを強制連行し、野蛮な虐待を強いた。

 2006年2月、大連甘井子区検察院の王健と甘井子区裁判所刑事法廷裁判官の陳晶、王麗娟らは、田さんの家族に知らせないまま不法に開廷し、田さんに対して無実の罪に陥れ、不法に10年の刑を言い渡し、田さんを盤錦刑務所一監区六大隊に監禁した。

 田さんは警察が他の法輪功学習者を殴打することを阻止したため、電気警棒で電気ショックを強いられ、トラの椅子などの拷問を受けた。田さんは迫害を抗議するために断食をし続けたが危篤状態に陥り、現在は五監区病室へ移送されたという。

 2007年1月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/1/21/147311.html