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フランス法務大臣:臓器取引は容赦できない(写真)


 文/フランス法輪功学習者

(明慧日本)最近、パリで召集された第3回死刑廃止世界大会で、法輪功学習者は招待に応じて中国で迫害を受けている法輪功学習者の写真を展示し、レポートをした。会議期間中、フランス法輪大法協会の主席・唐漢龍氏はミッテラン政権の元法務大臣・ロベール・バタンテール(Robert BADINDER)氏と現任の法務大臣・パスカル・クレマン(Pascal CLEMENT)氏に、最近中国とフランスが調印した引渡条約について質問し、中国政府に政治的意見者と法輪功学習者などを引渡すことを避けるために、フランス政府は条約の中で保証措置を取ったかどうかを知りたいと希望した。
マスメディアの取材を受けている現法務大臣・パスカル・クレマン氏


 元法務大臣・ロベール・バタンテール氏は「私の態度はとても明確です。フランスにとってこれは一つの普遍的な法律原則であり、政治的要素により起訴された人は引き渡してはいけません」と答えた。

 現法務大臣・パスカル・クレマン氏は「そうです。私たちはこの引渡条約の中でいくつかの予防措置を取りました。自分の思想のために罪を犯した人は引渡しません」と語った。

 既に公表され、かつ現在調査中の中共が生きた法輪功学習者から臓器を摘出する告発について、バタンテール氏は、生きた人から臓器を摘出して取引することはとても深刻な道徳と人権の問題で、特にそれら中国で生きた人から臓器を摘出している人らはなおさらです。彼は処刑される人から臓器を摘出することさえも絶対に認めてはいけない、すべて絶対に禁止すべきであるとしています。

 唐漢龍氏が「統計によると、良心犯から摘出される臓器が臓器移植量の75%を占めていますが、フランスはフランス人が中国へ行って、中共により殺された人からの臓器を移植されないように何か措置を取っていますか」と質問した時、現法務大臣・パスカル・クレマン氏は「このような中国、或いはいかなる国とも人体臓器をやみ取引をすることは、フランスでは一秒も容赦できない、これは完全に容赦できないことで、絶対に人に反感を与え、人を驚かせることです」と答えた。

 2007年2月14日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/2/12/148771.html