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法輪功学習者・黄金玲さんは不法に拘禁、カナダにいる夫が支援を呼びかける(写真)


 文/カナダの法輪功学習者

(明慧日本)元中国江蘇省昆山市に住んでいた陳志明さんは、2006年にカナダに移住したが、その妻の黄金玲さん(62)は現在も昆山市に住んでいる。黄さんは2001年3月にカナダへの移住を申請したが、法輪功を修煉しているという理由でビザの発行を拒絶され、海外にいる夫と今も会えないままでいる。

 最近、陳さんと息子はカナダから昆山市公安局に対して、手紙や電話などを通して、妻の黄さんを釈放し、そしてビザを発行するよう求めた。しかし、2007年2月9日夕方、昆山市610オフィスおよび国保大隊などの警察たちは、黄さんに家に突然不法に侵入し、家宅捜索を行い、パソコン、プリンタなど数万元にのぼる物品を没収した。没収した物品に関する明細書もなく、黄さんはただちに拘禁された。警察たちは私服を着て活動していたので、黄さんたちの隣人たちに泥棒だと思われていた。

家宅捜索をされた後の現場

ドアに貼り付けられた警察の手書きのメモ

 公安局の警察は、いかなる理由もない状況下でパスポートの申請を拒絶し、そして黄さんの家を家宅捜索し、黄さんを逮捕する証拠を見つけ出そうとしていた。この警察署の行為に対して、陳さんは警察署宛ての電話の中で、「還暦を迎えた老婦人を監獄に投獄するあなたたちに、どんな見返りがあるのか。もしあなたたちは、自分の家族がこのようにされたらどう感じるのか。」と詰問した。

 黄さんは迫害から逃れるため、一年間各地をさすらっていた。その後、610オフィスの主任である管祖興は2003年11月に黄さんを蘇州地区の洗脳センターに拘禁し、黄さんが修煉を放棄することを企んだ。

 陳さんの息子は、カナダの公民としてカナダ政府およびメディア関係を通して、中共の法輪功学習者への迫害を制止するよう呼びかけ、そして黄さんがただちに釈放され、家族と再会できるように求めた。

 関係箇所の電話番号などは省略(詳細は明慧ネットの中文を参照)

 2007年2月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/2/16/149154.html