「政治に参与している」というからくりの嘘を暴露しよう
文/大法弟子
(明慧日本)師父の新しい経文『再び政治を論ずる』を読んでから、大変感慨深く感じた。中共は長年にわたって法輪功を迫害する中で、法輪功が「政治に参与している」という言葉を常に強調し続け、政治は正に共産党の専制の一部となり、政治というレッテルを貼って中国人を苛んできた。たくさんの中共による迫害に反対する中国人は「政治」のレッテルを貼られてきた。1999年から、中共は絶えず「政治に参与している」という常套句を通して、法輪功学習者が迫害に反対することを抑圧し、中国人を騙し続けてきた。
実は、中共がどう騒ごうと、中国人はもう中共の理念を信じなくなり、ただ、大部分の中国人は自分自身に災いが降りかからないようにするため、真相を伝える法輪功学習者を避けているに過ぎない。だが真相を知らない人は中共の虚言を付和しているのであって、真相を回避することの結末は悲しいものである。
修煉には政治に関与するといった内容はない。しかし修煉者はさまざまな階層から構成されているため、政治家などの、政治を仕事としている修煉者も少なくない。政治家としても、修煉者の高い心性で自分を修め、迫害を暴くこともごく当たり前なことである。修煉者は常人の政治に熱中することを意味しないし、さらに常人社会の権力を欲しがっているわけでもない。このことについて理解できない常人がいても、それはそれらの常人の理解能力の問題であり、中共による長期にわたる党文化による洗脳の結果である。今となって私たちは中国大陸の人々に「政治に参与すること」とは何か、そして「迫害に反対すること」とは何かをはっきり伝えるべきである。このようにすれば中共の党文化による洗脳作用を解消させ、人々も真相を知りやすくなるであろう。
中共は政治手段で人々を迫害し、政治というレッテルで人々が迫害に反対することを禁じようとしている。迫害しながらも「政治に参与している」というからくりを通して人々を騙し続けている。このようなことについて、はっきりと端的な問題を事例として挙げれば、常人も分かるようになるはずである。そうなれば、この迫害もやがて成立しなくなる。
2007年2月26日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/2/26/149645.html)
|