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遼寧省の法輪功学習者・トウ春時さんは迫害により死亡

(明慧日本)

 遼寧省の法輪功学習者・トウ春時さん(57歳女性)は法輪功の真相を伝えるために1999年上京したが、捕まったあと龍山教養院に閉じ込められていた。同年11月15日、煉功したため教養院の警官に伝撃棒で電撃された。また、トウさんを下着のままで真冬の外に2時間立たせた。11月21日に2人の警官が2本の電気棒で彼女を電撃した。口、顔と手がひどく腫れ上がっていた。特に顔と口が変形してしまった。そこで5カ月の迫害を受け、彼女の身体はきわめて弱くなり、教養院側は責任を負うのを恐れているため彼女を釈放した。釈放後、彼女は法輪功の修煉に戻り、短時間で身体が回復した。

 2001年9月17日に法輪功の真相資料を配ったため捕まり、不法に3年の労働教養を言い渡された。龍山労働教養所での重圧に耐えられず、一度法輪功への信仰を放棄する保証書にサインしてしまった。食道癌を患ったため一時出所したが、出所後、自分が重圧の下で法輪功への信仰を放棄した声明は無効であると堂々と声明を出した。そのため2002年11月6日、再び龍山教養院の警察に連行された。そこでより残酷な迫害を受け、20数日間連続寝かせてもらえず、吊るし上げられ殴打され、法輪功を誹謗中傷するビデオを見させられ、また人格的な侮辱を受けていた。4カ月の迫害で彼女は終始法輪功への信仰を放棄しなかった。教養院側は洗脳を放棄し、彼女に重労働をやらせることにした。毎日2人の受刑者の監視の下で重労働をやらされた。昼は重労働をし、夜は拷問を受けた。

 このような迫害は5年間続き、心身ともに大きなダメージを受けたトウ春時さんは2006年に釈放された時点で身体が極めて衰弱し、やつれてみる影もなく、家に戻って間もなく、2006年9月5日にこの世を去った。

 2007年3月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/14/144657.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/20/81016.html