日本明慧
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家庭が破壊され、二人の児童が二度親族を失った(写真) (明慧日本)
家族を失った子供は自分の父親・劉宏偉さん、母親・穆萍さんを頼りにしていたが、劉佳慧はなかなか父の劉宏偉さんに会えない。数年前から吉林省の国家安全局、610オフィスが劉宏偉さんを探し回っていた。2005年吉林公安局、610オフィス、国家安全局の悪徳警官が劉佳慧の学校にやってきて、彼女を使って劉宏偉さんを探そうとした。この事件が幼い劉佳慧に恐怖と心配を与えた。劉佳慧はよく聞いた「パパはいつわたしをみにくるの?」それらの真相を知らない人達が父親を捕まえようとしたとき、彼女はいつも隠れて小さな声で頼んだ。「パパ、絶対安全に気をつけて、これはわたしの願いです」。 邵林ケイは何回も何回も自分の前で家族を警察に連れて行かれたことを経験した。彼の楽しい少年時代はなくなり、彼は3才から孤独、恐怖、思念などを多く体験した。彼の心は年に似合わない苦しみを体験した。両親が連れていかれた最初、彼は毎日泣いた。毎日夜寝るとき泣いて目が醒めた。彼がお祖母ちゃんといっしょに労働教養所でママに会うとき、彼はママを迎えて帰ると思っていた、帰るとき車にママの姿がなく彼は泣いた、おばあちゃんになぜママをつれて帰らないのと文句をいった。彼は4時間も泣いて、家に帰って声も出なくなった。幼稚園にいるとき、彼はよく泣いた、なぜ泣くのと先生が聞くと、ママが労働教養所にいて警察が電気棒で殴っていると言った。 労働教養所に3年間迫害され、ママの穆萍さんがようやく帰った。彼はママを失うことを恐れ、毎日そばについていた。夜、ママが戻らない限り、どんなに遅くても寝ないでママの帰りを待った。ママが翌日に学校があるから早く寝なさいといっても、彼は涙目でいった、ママが外に出た途端悪い人に捕まえられるのが恐いから、ママが帰らないと落ち着かなかった。 破壊された家庭で2人の子供の心に傷がついた、同じ経験で劉宏偉さんと穆萍さんは新たに家庭を作った。両方の老人にとってこれはいいことで、やっと子供の面倒を見る人ができた。劉宏偉さんと穆萍さんが長春に引っ越して、仕事を探して生活を安定させた。しかし2006年10月24日、吉林国家安全局が二度仕事中の劉宏偉さんと穆萍さんを連行し、吉林市国家安全局の悪人がさらに不法に家宅に侵入し、パソコン、現金、銀行手帳、大法書籍とVCDを奪った。 家族は2人が連行されたことを知り、電話で吉林国家安全局にこの件について聞いたとき、彼らは連行していない、いまどこにいるかわからないと嘘をついた。さらに家族にどうしてこの件を知ったかを聞いた。家族の繰り返しの問い合わせで、彼らはしかたなく黙認した。 穆萍さんの銀行預金通帳が国家安全局に持っていかれ、中にある7万元の貯金を家族が取り出せなくなった。穆萍さんの76才の母は突如の打撃に耐え切れず、心臓発作をおこした。劉宏偉さんの74才の母は吉林市国家安全局に人を求めたが、誰も会ってくれないし、息子にも会わせなかった。 家族たちは彼らの安否を非常に心配している。 2007年3月17日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/11/29/143488.html) (英語: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/13/80822.html) |
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