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フランスの会社に勤務するマネージャーが北京で連行された

(明慧日本)明慧ネット2007年3月2日の報道によると、フランスPCMポンプ会社の中国と北アジア地区のチーフ・マネージャーで、法輪功修煉者の馬剣さんは2月28日に北京で連行されたという。

 報道によると、馬剣さんは3月14日にアンジェで行われるマネージャー会議に出席する予定だったが、2月28日の午後5時頃、5、6人の警官が会社にやってきて、馬さんに幾つかの質問をしたあと、馬さんを連行しようとしたが、馬さんに拒否されたため、警官らは馬さんを殴打したという。

 その後、警官は10数人まで増え、馬さんの事務所は警官に取り囲まれ、他の職員の入室は禁止された。馬さんは警官らに担がれて連行され、行く先は明かされなかった。事務所内のすべての書類は散らかっており、パソコンは押収され、ベルトが切れてしまい、靴も床に落ちて、電話線も切断された。次の日、会社の同僚は警官の指示に従い、馬さんのベルトと靴を届けに行ったが、馬さんに会えなかった。

 馬さんが連行されたことに対して、各方面は事態を重大なことと見て、救出活動を始めた。

 フランスのPCM社はすぐフランス駐中国大使館と連絡を取り、「誠実かつまじめで有能な」馬さんが連行されたことで大使館に調査するよう求めた。

 フランス法輪功協会の主席Alain Tongさんは、「私たちは法輪功を修煉する馬さんの安全をとても心配している。現在、中国では、生きている学習者から臓器を摘出し売買するということがあり、毎日学習者は拷問で殺害されている」と述べた。フランスの法輪功学習者はすでに救援活動を始めた。

 カナダに滞在している馬さんの妻とカナダの学習者もこれから、馬さんが釈放されるよう政府と議員に助けを求める計画である。

 2007年3月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/3/18/151056.html