■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/03/21/mh264054.html 



王博さん一家が不法判決を拒絶、上訴が妨害される

(明慧日本)河北省石家庄の法輪功学習者・王博さんは、2007年2月2日に中共悪党当局に「×教組織を利用した法律実施罪」で5年の不法判決を言い渡され、父・王新中さんと母・劉淑芹さんは4年の不法判決を受けた。王博さん一家は判決を拒絶し、2月10日までにすでに石家庄中級裁判所に上訴したものの、今まで受理されていない。邪党が暗闇で蠢き、迫害を加速させることを防ぐよう、正義感のある人に呼びかける。

 法律の規定によると、裁判所は案件を受理した日から、1カ月半以内に判決を下すことになっている。しかし、王博さん一家の案件は、2006年11月10日に長安裁判所で受理されて以来、ほぼ3カ月長引いた2007年2月2日に、判決が下された。

 2007年2月7日、王新中さんの代理弁護士が、司法手続きに従って法廷に判決書を要求し、案巻(案件を審理した際、詳細を記する公文書)閲覧を要求した。一審の時、廷長の岳運芝は判決書が2月2日に下され、規定された上訴期限が10日となることを認めた。又、すでに当事者の上訴書を中級裁判所に送り、まだ案巻を伝送していなかったと述べたが、判決書を弁護士に渡さず、案巻も開示せず、確実な上訴人数も示さなかった。弁護士らは、道理を以て当事者の権利を求めた。廷長の王旭は答えられず、反って態度が横暴で案巻を法廷審査会に提出すると脅し、弁護士らが案件の詳細を把握するのを妨害した。

 開廷の時、傍聴席に座っていた王旭は道化者のように跳びまわり、いかにももっともらしく皆に携帯電話のスイッチを切るようと法廷の規律を公表したが、反って自分があたりはばかることなく携帯に出たりした。裁判中においても、司法官や検察官の耳につぶやいたり警官に目配せしたり当事者をしかったりして、ただでさえ法輪功学者らを裁判する悪党の演劇が、一層どたばた劇になった。法の尊厳はどこにあるのだろう。

 2007年2月12日、親戚らは石家庄中級裁判所に上訴書が届いたかどうか問い合わせたところ、二審の裁判長の孫某に会った。彼は、どうしても春節休みの後のことになると言った。又、彼は当事者が上訴すれば、長安区裁判所は法律違反を犯して受け入れないことはできないと慰めた。

 2007年2月27日、休みが終わった3日後、親戚らはまた問い合わせに行き再び孫に会った。彼によって、正月前に長安区裁判所は確かに報告したが、近づいた春節のため、中級裁判所は受け入れずに却下したと言われた。親戚は王博さん一家に対する心配の気持ちを表すと、孫裁判長は理解を示し、「これは現在『法輪功』に対する上級機関の政策なので、仕方ない」と言った。親戚は、「そのように、あなたたちでも王博たち一家を裁くのは、法律ではなく、『政策』に依拠すると分かっている。王博たちはまったく何の罪もない」と答えた。その時、事務所の法官らは、びっくりして、同時に「その話をやめて、互いによくないから」と言った。彼たちは明らかに「上」から多大な圧力を受けたに違いない。

 中共当局は王博さん一家の案件の影響がきわめて大きいと考えている。長安区裁判所から石家庄中級裁判所に、そして河北省高級裁判所まで報告され、一審の判決が下された。

 実際に、法官らは法輪功の真相を分かっており、中共の腐敗、残虐や邪悪をよく耳で聞いて目で見ている。これらの法官らは、中共のなれのはてを見抜けると期待している。現在すでに1900万以上の中国人勇士が中共組織から脱退した。中共の解体の日が間近であり、もう良心に背き、悪党に付き従って善良な人々を迫害しないように望む。こうした特殊な歴史時期には、中共の暴威を恐れずに、自分および家族に明るい未来を選択するように法官としての正義と法律の尊厳を守っていくべきだ。

 2007年3月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/3/4/150136.html

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