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全世界華人新年祝賀祭:唐王朝最盛期の文化の神髄を遣唐使の古里・日本に再現(写真)

(明慧日本)千年の時を越えて、盛唐文化を代表した不思議な中華正統の神伝文化の新唐人神韻芸術団は北米とヨーロッパの43回の公演を終え、3月10日、アジアの第一駅の日本——遣唐使の古里・大阪で初公演した。深い唐文化に影響された遣唐使の故里の観客は再び中華の神伝文化に含まれる神韻の内包に感動し、番組の中に表した仏陀の世界と倫理の内包が長時間の拍手で幕が降りた。

関西・尼崎市アルカイックホールで「全世界華人新年祝賀祭」の日本関西でのアジア初公演を鑑賞した遣唐使の古里の観客

 たくさんの政界や、学術界、法律界、華僑コミュニティのリーダーおよび台湾駐大阪の経済・文化事務所の役人が公演を観覧した。大阪の自民党支部と数人の衆議院議員が出席し祝いの言葉を述べた。大阪と東京の多くのマスコミが現場で取材した。

 宝塚歌劇団の渡邉武雄名誉理事は、「全体的に美しく、演目の展開もすばらしい。踊りの動きは日本人にできないもので、感動した。美しい民族衣装は参考になり、民族の多様性もわかった。最後の太鼓の演技も感動的だった。来年もあるなら是非知らせてほしい」と感想を語った。

 最初のプログラム大型舞踊「創世」の開幕後、荘厳な音楽が鳴り響き、普段は控えめな日本人も感動を抑えきれない様子で大きな拍手で迎えた。「創世」は万物の王である天上の主仏が神々を率いて、人間界に降り、大唐の文化の創造に至るという壮大なストーリー。舞踊のみで表現しているが、言葉がなくとも日本人の心に感動を与えた。

 二十歳を過ぎたばかりの松木康晴さん(会社員)は、ネットでこの公演を知り、広島からやってきた。「非常にすばらしい。『創世』には終始感動しました。ずっと涙を流していました。そのとき神の存在を感じました。言葉で表現できませんが、帰ったら、友人や知人に知らせて、来年はみんな連れてきます」と感動を語った。

松木康晴さんはわざわざ広島からやってきて公演を見た。「創世」には終始感動しました。「ずっと涙を流していました。そのとき神の存在を感じました。」と語った。

 春の喜びをダイナミックに表現する舞踊「迎春花開く」では、緑の衣装を身につけた若い女性たちが、黄色の布を花にみたて旋回させながら開花する様子を演じると、拍手は鳴りやまなかった。

 山下香さんは「衣装が美しく、舞踊もすばらしく、みんなきれいだった。すべてがうれしい。特に、チベットの舞踊、二胡が気に入り、来年ももう一度観に来たい」と感想を述べた。

 「善悪には報いがある」をテーマにした「帰位」は、中国で起きている法輪功の迫害についてわかりやすく訴えかけた。ストーリーは、法輪功の女性学習者が 信念を放棄しないために迫害され死亡するが、最後に、その女性は観音菩薩に引導され天上に昇る。迫害の事実に暗澹たる思いにさせられながらも、正義を信じる救いが報われ場内から拍手が沸き上がった。

 ピアノ教師の池田和美さんは、「あまりにも美しい。迫力で感動しました。衣装もきれいで、体全体で感動しました」。

 徳永信一弁護士(大阪弁護士会所属)は、法輪功の迫害について「法輪功については、今も勉強中ですが、『帰位』というプログラムでは、法輪功学習者が迫害を受けて天国に行くというシーンがあったが、美しい物語で良くできていた。法輪功の方々が迫害の中でどれだけ忍耐強く生きているのか伝わってきて、とても興味深く見た」と述べた。

 また、「法輪功学習者になにをしてあげるのが一番いいのか、どういう応援をしたらいのかまだ分からないところがあるが、美しい心を持った人たちの役に立てるよう、一生懸命頑張れることがあれば、何でもやりたい」と語った。

 大阪大学の元副学長・大阪大学名誉教授の畑田耕一氏は、「目から入ってくる色の美しさと耳から入ってくる音が非常によく合っていた。とりわけ、チベットの踊りと平和と信仰の話 (「帰位」)がすばらしく、言葉はわからなくても、劇を通して伝わってくるものがあり、最後に希望が持てて終わっているのがよかった。また、ソプラノとアルトの歌もよかった。どの国の人が聞いても通じるものがあったが、特に中国語に非常によくマッチしていたように思う」と感想を語った。

大阪大学の元副学長・畑田耕一教授は「ソプラノと アルトの歌もよかった。どの国の人が聞いても通じるものがあったが、特に中国語に非常によくマッチしていたように思う」と感想を語った。

 ラジオ関西の古川潤社長は「中国は少数民族が多く、その衣装の多様さには目を見張るものがある。チベット民族やモンゴル民族の特徴ある衣装に特に注目した。今年9月に神戸で、華僑の人たちが参加する『華商大会』の誘致が決定した。テーマ委員の一人として、今日の民族衣装のデザインはとても参考になった。 最も印象に残ったシーンは、オープニングの『創世』のパッととにかく明るい、おだやかな始まりのシーンだった」と語った。

ラジオ関西の古川潤社長は「最も印象に残ったシーンは、オープニングの『創世』のパッととにかく明るい、おだやかな始まりのシーンだった」と語った。

 2007年3月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/3/10/150528.html