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ドイツの新唐人新年祝賀会の準備過程を振り返って


 文/ヨーロッパ大法弟子

(明慧日本)ベルリンの新唐人全世界祝賀祭(Gala)は、2月28日に終了しました。とても忙しくて困難なチケットの販売過程を経て、比較的良い観客数と現場での観衆の良好な反応を得ることができました。現在、私は静けさを取り戻して活動の過程の中に存在した問題を探し、ドイツの同修たちと交流して共に向上して行きたいと思います。

 Galaを宣伝するにあたって、私はたくさんの学校、企業と養老院などが、今まで真相を聞いたことがないという状況に直面し、普段から私たちが充分な真相説明活動を行なっていなかったことを物語っていると痛感しました。多くの学習者たちは、知らない内に常人社会と隔離していたのです。ですから、いざ常人を尋ねたとき、ほとんどの場合、まったく知らない人に説明をしなければならない状態でした。

 このような情況には、主に二つの典型的な例がありました。あるドイツの古い同修と飲食店を経営するある中国人同修は、法に対する理解と平素より広範囲に人々との接点を持っていたため、彼女たちは今回数十枚のチケットを販売することができました。

 チケット販売の中で最も重要な方法の一つとして、GalaのDVDをモニターで流すことでした。しかし、ドイツではこの活動を去年の11月から実施する予定でしたが、するかしないかをめぐって議論が繰り返され、今年の2月の半ばになっても今日はこれが駄目、明日はあれが駄目などと変更ばかり続きました。これらの現れは、この活動に参加した修煉者自身の修煉上での問題の現れではないでしょうか? これらによってもたらされた損失は、言うまでもないものでした。

 最初チケット販売を行う時、みなさんにベルリンまで手伝いにこなくても良いと言っていましたが、最後になってみな焦り出して、全欧の学習者たちに助力を求めました。これは戦略上での失策ではないでしょうか? 2月10日Gala宣伝のデモの中でもGalaについて知恵に富んだ方法で広めることができず、ひたすら常人の法律を遵守することばかりを強調するなど、これこそが常人の観念を放下できなかったことではないでしょうか。広告の投入と効果の比例をめぐって事前に詳細な計算をやったことがあるのでしょうか? 最後に効果の良い広告をみて、やっと目覚めてやろうとしたときは、もうすでに金を使い尽くした後でした。毎日住所録をもってチケット販売に行く学習者は、いつも慌てて当日の朝になってやっと住所録を渡されて急いで地図で調べながら、行きあたりばったりで、いつも、10時、11時になってやっと出掛けるという状態でした。このような協調は常人の会社の中でもとても良く行えるはずのことでした。特に、最後の2日間の協調をみて、焦りも出ましたし、また恥ずかしく思いました。

 これらを文章にしたのは、他の学習者に対して非難するのを目的としたのではありません。プログラム編成を担当した一部の学習者たちは、しばらくの間は毎日忙しくて、大法の仕事のために深夜の2、3時にやっと家に帰るという事情も良く知っています。多くの学習者たちは、パンを食べて床に寝ながら頑張りました。いまは忙しい時期も過ぎているのですが、みなさんは絶対に結果をもって自分の執着を隠さないでください。心を静めて法を勉強し内に向かって探すべきです。一人ひとりの当事者、自分自身を含めたすべてが、みな深く考えるべきです。 

 ドイツの学習者たちにとっては初めてのことで、経験もありませんでした。ですから、北米とフランスのプログラム編成組の学習者だけではなく、3、4年間やってきて経験のある、祝賀祭の意義に対する認識のある学習者たちとたくさん交流しました。このようにその他の学習者たちも現地に戻って行って、また現地の学習者たちと交流して、より多くの学習者たちが正法の新段階での認識を高め、より多くの人々がこれらの活動に参加するように作用しました。今回フランスの学習者の提案で大通りの商店街にモニターをおいて祝賀祭の広告編を放映しました。そして、仙女の服装をした学習者たちがその隣で宣伝ちらしを配りました。これらの方法は、投資が少なく効果が顕著な広告形式でした。 

 最後の2日目にとても良い交流ができました。当時、学習者たちは残って法の勉強をして状態を改善すべきなのか、あるいはチケット販売に出かけて活動を行う中で状態を改善すべきかについて交流しました。ニューヨークから帰ってきたばかりのある学習者がみなさんに体験を紹介しました。「もし、私たちがこれだけ長い間修煉したにも関わらず、師父が私たちにやるように求め、正法が私たちに行うように求めている時、準備ができていないことを理由に出せるのでしょうか。それなら永遠に準備ができるはずがありません。みなさんは、それをやり遂げるべきなのです」。彼女の話は全体の局面にとても強い正の作用を果しました。 

 最後の大事な日に、チケット販売に参加したすべての学習者たちは法を実証することができました。最後の祝賀祭は、やはり師父と正法の標準通りに行われました。これによって私は初めて正法は必ず成功するとの内涵を体験することができました。さらに、現在の修煉できる時間をとても大事に思うようになり、もっと自分自身を厳しく要求し、大法に照らし合わせて自分の足りないところを真剣に見つけることができるようになりました。

 2007年3月27日 

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/3/5/150194.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/3/11/83436.html