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2000万人脱党を支持 鉄窓の後ろの人々に希望を与えた(写真) 文/カナダの大法弟子 (明慧日本)2007年3月31日、カナダ東部の民衆がカナダ国会の前で、2000万の中国民衆が中国共産党及びその関連組織から脱退したことを声援した。国会議員ロブ・アンダーズ(Rob Anders)氏は、集会において演説を行った。経験豊富な前カナダ外交官のブライアン・マカダム(Brian McAdam)氏も出席した。著名なユダヤ系学者ラビ・ルーベン・バーカ(Rabbi Reuven Bulka)博士とカナダ前安全情報策略計画主管、現カナダ民衆聯盟国家安全問題コンサルタントのデビット・ハリス(David Harris)氏はメッセージで支持を示した。
集会で、前中国駐加大使館スタッフの家族である張継延氏は、2000万中国民衆が中国共産党及びその関連組織から脱退したことについて発言し、カナダ主流メディアに注目された。 中共のない新しい中国が期待できる 張継延さんは、48歳、かつて中国駐加大使館財務スタッフの妻で法輪功学習者でもある。彼女はひそかに周りの人々に法輪功の真相を語ったため、大使館はそれに目をつけた。そして、彼女を監視し始め、パスポートを没収しようとした。多大な圧力を感じ、その上、中国に返還され迫害を受ける定めを避けるため、彼女はようやく決心し、3月15日に中国大使館を離れた。 張継延さんは、声明文において、「今日の2000万人脱退活動において、うれしいのは、より多くの民衆が覚醒しおり、中共の邪霊のコントロールから抜けきっています。そして、その一員として、私は自ら立ち上がって本音を打ち明けたいのです」と述べた。 さらに、彼女は「中国では、半数以上の民衆が幾度も政治運動で迫害を受けたことがあります。中共が成立以来8千万の中国民衆を虐殺しました。中共による中華民族への精神的側面における迫害がすべての中国人に波及したのです。それと引き換えに、中共は党文化を強化し、幾代もの人々に害毒を与えたのです」と言った。 張継延さんによると、法輪功に対する迫害が中国国内のみならず、中共駐外使節や領事館も法輪功を攻撃する基地となっている。中国駐加使館にも一つの法輪功や異議者の情報を収集する専門部署が設置されているそうだ。 張継延さんは、全体会議において中共大使は彼がカナダの議員、政府官僚及び前カナダ総督に法輪功を中傷する捏造された資料を送ったと発言したと明かした。そのほか、駐加大使館の外交官らは華人コミュニティをコントロールしており、カナダの主流社会に影響を与えることを狙っているとのことである。 張継延さんは、一つの例を挙げた。2005年に新唐人テレビ局がカナダに入ることを申請した際、中共は親共の華人コミュニティや留学生を駆使し、彼らにカナダ政府の相関部門に手紙を渡させ、あえて真相を語る新唐人テレビ局がカナダへ進出することを必死に阻もうとした。実際は、これらのコミュニティなどは、中国大使館の意図に従っただけだ。それに、新唐人テレビ局がカナダに定着することを妨害するために、大使館はRogers社(注:Rogers Communications社:カナダ全域に高速ネットワークを展開している最大手の通信会社。日本のNHKに相当)を説得するために尽力した。 張継延さんは、「今中共は民心を失ってしまい、人々に背かれました。2005年、ある駐加外交官が家族を連れて中共を背離し、カナダ政府に政治避難を求めました。私はこれが決して最後でないと信じています」と言い、「中共のない新しい中国が期待できる」と信じているといった。 カナダ議員:「中共から脱退したのがひとつの生々しい実例だ」 国会議員ロブ・アンダーズ氏は集会場に演説を行い、支持を示した。記者の取材にあたって、彼は「この事件(張継延さんのこと)は非常に重要であり、たくさんのストーリを人々に語っています。大きな声を以って人々に訴えるべきです。この生々しい実例は、まさしくだれかが中共から脱退したことです。これは偉大な例であり、より多くの人々にこうしてほしい」と述べた。 集会での演説において、アンダーズ氏は活動の参加者を高く評価した。彼は「それらの監禁されている人々、中共に拷問を受けている人々及び中共統治の壁に閉じこめられている人々に貴方たちは、このような重要なメッセージを伝えたのです」と言った。 アンダーズ氏は、自らの経験を例にとし、「もし20年前にだれかが私に私の家族と鉄窓の後ろで暮らしていた東ヨーロッパ人々が、まもなく自由を得て、もはやある政党に反対するだけで監禁されたり圧力をかけられたりされずに、自由に自らの信仰を続けることができると伝えても、私は信じません。しかし、今の人々は自由な世界の中で情報を伝えられるため、彼らは鉄窓の後ろの人々に希望を与えているのです。以前と同じ、寒冷・多湿な天気が長く続かないものであり、貴方たちはこうしたメッセージを鉄窓の後ろの人々に伝えています。どうもありがとう!」と語った。 「希望は被害者の勇気から」 ユダヤ人学者ラビ・ルーベン・バーカ(Rabbi Reuven Bulka)博士は、集会へのメッセージの中で、「世界が経済の『偶像』に腰を下ろした時、我々は決して中共の残虐さを忘れることができない。こうした人と取引することは道義的に降参したことだ。しかも、もっとも悪い取引だ。これは殺人者のお金を狙うことに等しい」と指摘した。 引き続き、バーカ博士は「2000万人が中共組織から脱退したのは、圧迫の終結が始まることも意味している。もし我々は人々に脱退することを励まし続ければ、彼らはまたほかの人々を導き、退出させるにつれて、迫害が終わりになるに違いない。永遠に諦めないで。巨大な王国が征服できないように見えるものの、人々の意志はそれより強い。勇気と希望は成功の要素である。神は貴方たちを見守っていることを祈っている」と述べた。 カナダ民主聯盟国家安全コンサルタントデビット・ハリス(David Harris)氏は、メッセージの中で、2000万の脱退した民衆を「もっとも希望のあるマイル標石」と称した。ハリス氏は「私は貴方達と一緒に、それらの中国共産党から脱退し自由を選んだ人々を讃える。彼らの夢、努力と最後の達成は、きっと一つの自由な中国をもたらす」と述べた。 現在毎日、中国の民衆は3、4万人の速度で中国共産党及びその関連組織から脱退しおり、総人数はすでに2000万を超えた。最近、カナダ約10都市の民衆は一連の2000万の脱党を声援する活動を展開している。 2007年4月7日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/3/31/151912.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/4/1/84105.html) |
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