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北京の張連英さんが手術後行方不明、生死も不明(写真)

(明慧日本)北京の法輪功学習者・張連英さんは、北京女子労働教養所(以下「労教所」)で暴力による拷問を受け、脳内大出血になった後、3月30日(危険離脱期より2日前)、労教所は外部に、張さんはすでに北京団河労働教養所内部の病院に転送したと言いふらした。労教所は張さんの家族の見舞や面会の要求を一切横暴に拒絶した。現在まですでに半月経過したが、張さんは行方不明で、しかも、生死も不明である。

 2007年3月20日午後15時30分、張さんの夫・牛進平さんに、北京女子労教所の王という管教から電話があり、張さんが緊急手術を受けるための承諾書にサインを要求された。牛さんが慌てて北京市大興区の仁和病院に駆けつけた時、張さんはすでに意識不明になっていた。牛さんが当番の薛医師に脳内出血の原因を聞いたところ、医師は激しく殴打されたことによる可能性があると言った。医師の話によると、張さんの脳部に大量の出血があるだけでなく、脳の両側にも大量のうっ血があり、しかも、危険な病状からみると、後遺症が残ったり再発したりする可能性が大きいということであった。

北京仁和病院で手術を終えた張連英さん

 実は、3月20日朝、薄暗く罪悪の満ちた北京女子労教所集中訓練隊で、悪辣な警官が受刑者に指示して、何カ月も監禁されて見る影もなく変わり果て、苦しめられた法輪功学習者・張連英さんに対して、再び縄で首を絞めた後、暴力を振って頭部を猛烈に殴った。張さんが窒息してもさらに殴打する、という非人間的な残虐極まりない暴行を、受刑者らは警官の指示により9回も繰り返した。2回目の時、張さんは首を締められ殴打された後、便を失禁した。その次も同じように、首の縄が次第にきつく絞められ、凶暴な拳はさらに猛打し、脳内大出血するまで殴られた。気息奄々とした張さんは大興区の北京仁和病院に運ばれ、緊急手術を受け、命を取り留めた。

 労教所の悪辣な隊長は張さんの親族に脳内出血の原因を隠そうとし、集中訓練隊の王という隊長は親族に対する態度が非常に乱暴だった。九死に一生を得、苦しめられ痩せこけている張連英さんに対して、女子労教所は少しも緩めなかった。毎日6人の警備で張さんを仁和病院の神経科病棟D209、30-31病室に監禁した。夫も娘たちも労教所の事前許可を得なければ、病院へ見舞いに行くことはできないのである。しかも、家族が見舞いに行くと毎回、張さんの身体や首の傷などを隠すために、当番の警官らはシーツで下あごまで厳重に覆い隠す。しかし、どうしても隠せないのは、張さんの丸刈りの頭部に挿入されているさまざまな太さの管である。その管は脳内からの血液で満たされていた。手術後の頭部の傷は大きな包帯に包まれ、鼻にも管が挿入されていた。

 2007年4月23日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/4/16/152900.html