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河北省の法輪功学習者・席照軍さんは注射され、精神状態が異常となった

(明慧日本)河北省の法輪功学習者・席照軍さんと張徳才さんは2007年2月24日、地元に法輪功の真相を伝えた際に捕えられ、康保県看守所に監禁されている。不法に監禁されてから席さんはずっと断食で自分への迫害に抗議している。

 席さんが看守所に入った途端、所長の指示で、受刑者らは席さんを滅多打ちし始めた。また、所長の指示で、ある私立病院が彼に不明の薬物を注射した。結局、席さんは迫害されて自力で生活が出来なくなり、危篤状態に陥っている。家族が看守所に駆けつけて席さんの釈放を求めたが、所長に断られた。しかも「法輪功学習者を殺しても自殺として扱う」と言いふらした。そこで、家族は病院での手当を求めたが、所長は「現在はまだ大丈夫だ、死ぬ直前に病院に送れば十分だ」と言った。

 2007年4月17日午後3時、康保県の裁判所は看守所で席さんに審判を行った。家族は「数日後に開廷する」と言われていたが、当日の午後、家族が席さんに面会に行くと、ちょうど開廷にでくわした。法廷では30歳の席さんが50代の人のように見え、精神状態は朦朧としており、唇が黒くて、無表情に笑っていた。家族が尋ねたところ、席さんは自分が薬物を注射されたと言った。薬物を注射された途端、意識がはっきりしなくなり、しかも多くの汗をかいた。薬の作用が過ぎると、非常に苦痛を感じるようになった。

 現在危篤状態に陥った席さんはまだ看守所で迫害されている。

 2007年4月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/4/23/153315.html