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労働教養期間が満了しても釈放されない

(明慧日本)遼寧省の法輪功学習者・戚明力さんは2004年5月1日に法輪功の真相を伝えたため捕まえられ、不法に3年の労働教養を言い渡されて錦州労働教養所に閉じ込められた。半月前に家族が錦州労働教養所に戚さんの釈放を求めたが、教養所側は5月1日になったら必ず彼を釈放すると言ったが、4月30日午後、情報を知る人が「戚さんは撫順市羅台山庄洗脳班に移された」と戚さんの家族に言った。

 5月1日に家族が労働教養所に戚さんの釈放を求めたが、労働教養所は「4月29日午前、戚さんは瀋陽市610の数人の警察が連れて行った」と言った。家族が確認すると瀋陽市610はこのことを認めた。家族が撫順の羅台山庄洗脳班まで駆けつけて、家族の強烈な要求の下で戚さんと面会が実現できた。

 戚さんによると、4月29日に瀋陽市610の7人の警察が突然やってきて戚さんを連れて行こうとした。戚さんは行き先を聞いたが、彼らは答えなかった。戚さんは彼らに連れて行かれるのを拒否したが、数人が戚さんの両足、両手を掴んでパトカーに投げ込んだ。途中でタイヤがバンクした。警察らが車を降り、戚さんも降りた。警察の許可なしに戚さんが独断で下車したのを見て警察が戚さんを取り囲んで暴行を加えた。タイヤを交換した後に戚さんを羅台山庄洗脳班まで送った。洗脳班は戚さんの状況を見て受け入れたくかったが、警察は何も言わずに戚さんを残して行った。最後の警察が戚さんに「戚明力、今日私がお前を死なせる」と言いふらした。

 いままで、戚さんはすでに9日間監禁されており、洗脳班において24時間監視されている。戚さんはずっと断食の形で自分への人権侵害に抗議している。

 2007年5月9日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/5/8/154354.html