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ロシアで二回にわたる強制送還事件についての交流

(明慧日本)最近、ロシアでは相次いで法輪功学習者が秘密裏に中国へ強制送還された事件が起き、ロシアに非常に悪い影響をもたらし、特にロシアの法輪功学習者たちがすみやかにロシア人に真相を伝える必要があると思う。

 情報によると、ロシアの学習者は積極的に真相を伝えていると聞いている。しかし、なぜ環境があまり改善されなかったのか。私はロシアの同修と交流することで、一部の問題があると気づいた。私個人的には、考えの中で根本的に旧勢力を否定しないことに問題があると思う。たとえば、ロシアのたくさんの同修は次のような考えを持っている。すなわち、ロシアは中共と基本的に同じような路線を打ち出してきたので、ロシアの環境は悪くなるはずであり、たくさんのことがうまくならないのも仕方がないと思われている。この一念こそが、私たちがこのような環境を求めているのではないだろうか。なぜなら大法弟子は、心の中で、旧勢力のロシアの大法弟子に対する迫害が正当なものだと認めてしまったからである。

 ロシアは、かつてから共産主義国家であったがゆえに、中共との関係が近いからといって、中共の迫害を助成すべきだろうか? このような考え方のもとで、ロシアの環境がよくないのは仕方がないと思う学習者が多々いる。しかし、学習者は正念をもってこの問題を見るべきである。師父は「環境は皆さんが自ら創り出すもので、向上の鍵でもある。」(『精進要旨』環境)とおっしゃった。大法弟子は、正念で問題を見るべきであり、法の中で問題を見つめ直して、根本的に旧勢力を否定することで、この環境を変え、この問題を突破すべきである。

 個人の認識にすぎないので、正しくないところはぜひご指摘していただきたい。

 2007年5月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/5/20/155251.html