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香港の法輪功学習者は610オフィスに連行され、不法な裁判に直面

(明慧日本)香港の法輪功学習者・陳進樹さん(50歳男性)は、今年4月16日に深センで警察に連行された。いろいろな調査を通じて、陳進樹さんは現在深セン宝安西郷区の宝安留置場C区の153倉に拘禁されていることが分かった。

 深センの父や友人を訪問する際、610オフィスによる迫害を受けた

 陳進樹さんは4月16日、深センから入国して、80歳近くの父を見舞った。当日、陳さんは深セン富臨ホテルで父とお茶を飲んでいたところ、突然数人の警察に連行された。その後、国警察は陳さんの父が経営している工場と自宅を捜査した。17日に深セン市公安局宝安支局は陳進樹さんが法輪功を修煉しているという理由で、家族に刑事拘留証明を出した。情報筋によると、陳進樹さんは留置所の中で深センの法輪功学習者と接触するかどうかを聞かれたという。

 父親は公安局の前で息子を釈放するよう求めたが責任逃れをしている

 陳進樹さんが捕まった後、家族は大きな衝撃を受けた。陳さんの父はこのことを聞いて、何度も倒れた。このような状態であっても、年をとった父親は何とか起き上がって公安局に息子を釈放するよう求めに行った。宝安公安支局は深セン610オフィスが捕まえたのであって、すでに宝安留置場へ送ってしまい、 関係がないと言った。宝安留置所の関係者はまた彼らが息子を捕らえたのではない、その上この事はすでに検察院に提出し処理してもらうことにしたと言った。家族は更に検察院に聞くと、事情を知らないと伝えられた。今日になっても、家族はどの部門がこの事に責任を負っているのか分かっていない。

 陳さんの妻は香港政府に助けを求め、迫害を訴えた

 陳進樹さんは家族の大黒柱であるため、陳さんが不法に拘禁された後、陳さん一家は生活苦に追い込まれた。陳さんの妻は一週間のうちに5キロもやせてしまった。5月1日に香港入国管理局に行き、夫が香港に帰り、家庭に正常な生活を戻してほしいと香港政府の助けを求めた。陳さんの妻は「私の夫は法律を守る良い人で、まさか父を見舞い、友達を訪問し、商売に関する打ち合わせをしても有罪なのでしょうか? 香港の法輪功学習者は商売をやっている人もいるし、大陸の法輪功学習者も商売をやっている人がいるので、直接会って商売の話をしても法を犯したというのでしょうか?」と訴えた。

 陳進樹さんは5月28日まで、すでに42日間拘禁された。陳さんの件はすでに香港立法局の議員と区議員の注目を浴びている。陳さんの家族と友達は、更に多くの人が陳進樹さんの被った迫害に関心を持つことを望んでいる。

 その他、情報によると、同日に連行されたのは深センの法輪功学習者・黄濡紅、韋瑞華、陳少琴、陳愛蘭、楊恵妹、陳木順、周勁松、馬育江さんなど10人ほどいたという。

 2007年6月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/7/156391.html