日本明慧
■印刷版   

山東省:法輪功学習者・柏士花さん、迫害による死亡状況の補足

(明慧日本)山東省菜鋼の法輪功学習者・柏士花さんは、2003年3月初旬に迫害によって死亡した。

 柏士花さんは、1971年生まれ。元山東省菜蕪鋼鉄股份有限公司煉工場の職員で、菜蕪鋼鉄集団の寮・万柳園小区に在住していた。柏さんは、法輪大法の修煉を堅持したため、9回にわたり不法監禁された。その内の3回は、菜蕪鋼鉄股份有限公司が設けた洗脳班に監禁され、2回はそれぞれ、済南第二女子強制労働教養所および淄博王村女子強制労働教養所に監禁された。柏さんは虐待されたことによって、一時期において精神異常をきたしたという。

 2000年5月4日、柏さんは北京へ2回目の直訴に出かけた。8日に、柏さんは天安門広場で横断幕を掲げたため、菜鋼銀山公安局のものに菜鋼駐北京事務所へ連行された。悪辣な警察・李麗、王絹はその場で、柏さんの衣服を強制的に脱がせ、素っ裸にさせたまま立たせた上に、柏さんの母親を呼び出し、娘を見せ物にするという恥知らずなことをした。

 2000年7月、柏さんは菜蕪鋼鉄集団が焼結工場組合事務所に設置した洗脳班へ強制連行された。柏さんの夫も洗脳班に呼び出され、悪人らの手伝いをさせられたという。当時、柏さんの娘は6歳過ぎだった。柏さんは36日にわたり絶食をもって抗議したため、悪辣な警官・焦玉其は、ほかの者に指図して強制的に灌食を行った。柏さんはそのために鼻から血が流れ長い間、止まらなかった。8月初旬、柏さんはようやく解放された。

 絶えず悪人の迫害を受け、柏さんは心身ともに傷つけられ、2003年3月13日午前、この世を去った。残されたのは老いた両親と10歳の娘だった。

 元山東省中共の党委書記の呉官正は、鋼鉄公司の董集団有限事長兼邪悪中共の党委書記・姜開文に対して、直訴する菜鋼の法輪功学習者を厳しく迫害するよう、指示を出していた。姜は積極的に江沢民の手先になり、法輪功学習者に対して、「連座」の形で、学習者の賞与を押収することによって、多くの職員が法輪功および学習者に対しての恨みと憎しみを生じさせ、仲を裂かせたという。

 2007年6月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/6/156361.html