陳用林氏:中共の海外活動の内幕をあばく(写真)
(明慧日本)中共を脱党した前シドニー駐在の外交官・陳用林さんは2007年6月9日にカナダのバンクーバーで、公衆に更に多くの中共の外交政策の真相と手段を暴き出し、『九評』がおこした脱党の大潮から中共の崩壊を予測するとともに、多くの中共の官吏に脱党を勧めました。
陳用林さんは、14年の外交官の経験から、中共の外交政策は絶対に中国人民の利益のためではなくて、独裁政策の発展から、すべて政治性を持ったもので、中国大陸の統治のためだと指摘しました。
この目的を達成するため、中共は海外で数十年苦心して、米東部の華人コミュニティ、留学生の組織、中国語のメディアを制御することを通じて、甚だしきに至っては外国の政府の官吏を利益で誘導し、金銭外交などを利用して、政治の企みを達成しています。現在、中共の外交政策の重点は異議者の団体に対処するためです。陳用林さんは言います。:すべての中共の海外の大使館領事館に、そのための機関があり、大使館領事館内の最も重要な部門が監視し抑制して、五つの団体をおさえており、この五大団体とは台湾、民主化運動、チベット、新疆、法輪功です。
陳用林さんは、大使館は直接圧力を加えるだけではなく、カナダの多元文化の政策を利用して、そのコントロールの社会団体を通じて、政治の圧力を加えるといいます。彼は次の例を挙げました。:2001年5月に、中共のコントロールを受けた40人の華人の団体はカナダのクレティエン前総理に手紙を書いて法輪功に反対して、法輪功が中国とカナダの関係を破壊すると伝えさせました。このカナダの大使館のどたばた劇は各国の大使館に伝達され、模範となる事例としてかれらは学ぶのです。
2000年末、中共はこれらの海外の華人のために法輪功の偽のニュースを全世界の各国の大使館に流すよう命令しました。イギリスで、中国の駐英大使館の官吏が長期にわたり中共が利益で釣って中国商人と会食することを手配し、いかなる海外メディアが訪問することも許さず、会食の途中で法輪功がいかによくないかを話題にして、すでに中央テレビ局の現場の撮影の手配を済ませており、ロンドンの華人が「厳しく批判する」法輪功の記録映画をすぐさま中央テレビ局で放送しました。この事はロンドンのチャイナタウンで笑いぐさとして伝えられています。
どうして中共は巨額の資本を消費しているのに、海外で外交官、高級官吏の逃亡が続けざまに発生しているのですか? 陳用林さんは、現在、逃亡する官吏はとても多くて、その中には大使館の参事官を含み、甚だしきに至っては高層の代表団の成員もいて、ランクは彼らより高い人が多いのです。
陳用林さんの分析では、中共の統治はばらばらに崩れて、国内の独裁統治の維持はすでに「手が回らない」状態になり、海外から直面する圧力はますます大きくなって、中共政権の統治は現在最も弱くなっており、これらの官吏が抜け出して、逃げてしまうのです。彼は、現在は最も良い逃げる時機だといいます。
陳用林さんはいいます。「現在、私は、今逃げるのが最も良い時機だと言っています。カナダ政府は大使館の人員を受け入れます。この時逃げないで、いつ逃げますか?」
『九評』が誘発した脱党の大潮に関して、陳用林さんは分析しました。:中共はたいへん『九評』を恐れています。それはこの本が中共の本質を暴き出したからです。香港とマカオ返還の時に、両地で荒れ狂っていた暴力団・マフィアの世界はすべて何も動きませんでした。中共は一つの罪を犯す団体、一つの反人類の組織、一つの邪悪な人を殺す政党であるため、彼らは動く勇気がありませんでした。
陳用林さんは、『九評』の伝播で多くの中国人はもう中共を恐れず、人々はすでに本当の名前を脱党に使い始めたと指摘しています。彼は、脱党運動はすでに中国に対して巨大な影響を与え、中共はすでに崩壊前夜だと分析しています。今大量の中共の高官の家族が海外に移転する現象は、まさに中共が現在崩壊に直面している明らかな証拠だといいます。
陳用林さんは思っています。:中共政権は上から下まですべて腐敗してしまいました。ランクがどれだけ高いかに関わらず、一人として安全だと感じていません。彼は元の上海市の委員会書記の陳良宇を例に挙げて、現在すでに免職され、「規定された時間と場所での自己反省」をしている陳良宇はかつて江沢民の「太い足」でした。今国内の汚職官吏は皆が不安で、彼らはすべて中共が崩壊した後の、自分の将来と前途のために準備をしています。
江沢民と曾慶紅の家族はオーストラリアですでに移住者の身分をもらっています。米国は比較的人権を重視する国家なので移住する勇気がなく、中共の失脚の後で送還されることを恐れています。陳用林さんはこれらのいわゆる高級官吏がすでに中共の崩壊後の準備をしっかりと行っていることからみても「私達は予見します。遠からず、中共は崩壊します」と分析しました。
2007年6月11日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/6/11/156726.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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