日本明慧
■印刷版   

わたしの天目がみた法輪

(明慧日本)法輪は実在しています。1996年の年末のある日、友人と深夜までよもやま話をして、家に帰るときでした。冬の真夜中はそれほど静かでした。たまに犬の遠吠えが一度か二度聞こえるだけで、天地は奥深く、広々とし、神秘に感じられました。星はきらめいて、まるで私に盤古の天地開闢時の辛さ、勇気と剛毅、かれらのいる場所の繁栄と穏やかさ、美しさ、かれらの古い神話と伝説を語ってくれているようでした。

 家に帰ると、兄がオンドルのそばで脚を組んで学法をしている姿が見えました。家の中は、火がおこっていて、ほかほかと温かでした。私が寝る準備をする時、ふと頭を上げて天井を見ると、雪花の大きさの丸い小さな薄いものがびっしりありましたが、色ははっきりと見えませんでした。彼らはみな回転していて、とても速く回転するのもありました。「おや、兄さん、天井に多くの小さい丸いものが回転していますよ!」というと、兄は不思議に思い頭を上げて、あちら、こちらを見ても見えませんでした。当時、私はともて可笑しく思われ、それらが何か分かりませんでした。

 兄は1995年から法輪功を修煉し始めました。1996年9月のある日、彼は私に二冊の本、『法輪功』と『転法輪』を送ってきました。当時、私はあまり気に掛けず、ただ礼儀上、それらの本を受け取り、オフィスにおきました。やることがない時に、取り出して読んだりしていましたが、修煉するつもりはありませんでした。当時は共産邪党の毒害を深く受けていたため、神を崇め、佛になることは不可能だと思っていたからです。しかし、本を読んでから、いつも不思議な反応がありました。ときには吐いたりして、吐き出したものは黒い痰と粘っこい汚いものでした。吐くときは酸っぱい水が出てやっと止まりました。時には身体のある部位に電流が走ったような感じがあり、時には額の部位が固まったり、膨らんだりし、また時には物を見ると何かに遮られているかのようで、まるでセミの羽のような薄い回転する小さな丸いものが目の前で旋回していました。当時は、それがどういうものか、まったくわかりませんでした。

 1996年のお正月後、私は法輪功を煉り始め、やっとあれらの旋廻していた小さい雪花と薄いものはすべて小さい法輪だったことが分りました。毎回抱輪する時、法輪が私の懐でびゅうびゅうと回転し、身体に対する震動はとても大きく、時には血脈全体が法輪にしたがって動いていると感じられ、非常にすばらしく、心地よく感じました。

 ある日、煉功が終わって、家に帰る道で、天目に小さい扇風機の羽のようなきらきらと光る小さな法輪が見えました。私の前方の約2メートル位の所でとても速く回転していました。私が速く歩くと法輪も速く飛び、常にこの距離を保ち、まるで私に道案内をしているかのようでした。それ以来、彼らはずっと私に付き添ってくれました。私がみた一番大きい法輪は、県城の宿泊所に泊まった時でした。その日私はチェックアウトのために物を整理していましたが、無意識に振り向いてみると、直径50センチ以上の大きな法輪が頭上でゆらゆらと、時計回りに回転していました。

 更に不思議なのは、太陽が法輪に変わることです。それは邪悪が法輪功を迫害してまもないある午前のことでした。わたしは呆然として空にあるいくつかの白い雲を見ていました。雲は太陽の付近で絶えず揺らめいて通り抜けていました。まもなく、これらの雲は五色にきらめき、青緑色になったり、ピンクになったり、絶えず色を変え、大変きれいでした。約5〜6分すぎると、太陽の周りに七色に輝く光輪が現れ、とてもきれいでした。見てみる内に、光線が暗くなり、太陽の光はとても和やかになりました。突然、太陽全体が一つの大きな輪になり、時計回りに回転したり、逆時計回りに回転したり、絶えず旋廻していました。私が「兄さん!みんな速く出てきて見て!」と叫ぶと、家族はみな走って出てきました。通りすがりの人たちもみな足を止めて見ていました。彼らは天上で何が起こっているかわからず、また私が頭を上げて何を見ているかもわかりませんでした。「本当に壮観だ! これは師父が私たちを励ましていらっしゃるんだ!」「師父!」私は感動して涙がはらはらとこぼれました。カラスの翼は太陽を遮れず、邪悪の迫害は長くは続かない! 暗黒な日はまもなく去り、明るい未来は必ず到来する! 主佛の慈悲はいつも存在し、法輪大法の輝きは永久不変なのです!

 慈悲で偉大な師父はわれわれに全世界にはない富、価値の計れない宝ものをたくさん与えてくださいました。われわれに新しい宇宙で永久に存在できる生命を与えてくださいました。師父は弟子たちを修煉させるためにずっと加護し、また絶えずわれわれに大法の真実と不思議さを示してくださいます。

 同修たちよ、この万古の機縁を大切にしましょう! 家に帰る道は足もとにあり、師父はすでに天の扉を開かれました! 金色の蓮の花はわれわれに近づいてきています。

 2007年6月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/5/3/154007.html