■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/06/16/mh191217.html 



山東省膠州市:法輪功学習者・劉亮さんは迫害されて死亡

(明慧日本)法輪功学習者・劉亮さん(24歳男性)は、山東省膠州市張応鎮大河流村の出身で、2006年9月末に膠州市610オフィスの警官に強制連行され、膠州市拘置所に半月にわたり不法監禁された。2007年5月、青島610オフィスの警官らは劉さんの件について膠州市で会議を開き、同市の610オフィスに対して、劉さんの件で懲罰を与えるように指示した。

 6月5日、6人の私服警官が劉さんの自宅に乱入し、如何なる書類も提示せずに、家の中をメチャクチャにして捜査を行った上、家の中の様子をビデオに収め、家族に対して、ビデオは検察院に提出するもので、誰も見てはならないと脅した。家宅捜査のときに、劉さんは留守だった。

 6月6日、武装警察は劉さんの自宅を監視しながら近所を回り、劉さんの行方を捜した。

 6月7日、近所の村民は村の裏にある井戸から劉さんの死体を発見した(井戸の高さは地面と全く同じだったため、発見しにくい)。村民は警察に通報し、武装警察は3台の車で現場に到着した。周辺には多くの村民も集まった。

 事後、膠州市610オフィスのリーダー王栄海は劉さんの自宅を訪ねたが、当局は自らの犯罪を隠蔽し、劉さんが法輪功を学んだから、井戸へ飛び降り自殺を図ったと捏造し、世の人々をだまし、責任を逃れようとした。一方、悪人らは自分で道理に背いており、違法だと分かっていることから、家族に対して、脅しつけたり利益で誘ったりして直談判を勧め、6月13日午前に張応鎮派出所で賠償条件を決めた。

 劉さんは悪らつな警官に死亡させられてから、井戸に投げ込まれたのか、悪人らに追いかけられて井戸に不用意に落ちて死亡したのかについて、更なる調査が必要だ。しかし、断定できることは次の二つである。まず、劉さんは決して井戸に飛び降り自殺ではないということ。なぜなら、6月5日、悪らつな警官が不法に家宅捜査をしたのは、劉さんも知っており、迫害されないように友人宅に身を寄せたのち、劉さんは帰宅してから音信不通になったという。次に、劉さんの死は、青島、膠州610オフィスが直接手を加えたものであるということだ。

 1997年1月に法輪功の修煉を開始した劉さんは当時15歳。中学1年に入学したばかりで、学校の先生、親、同級生たちは劉さんを生徒として、子供として、同級生として高く評価している。1999年7.20、中共が法輪功に対して弾圧を始めてから、劉さんは1999年7月末、12月および2000年7月に三度北京へ直訴に出かけ、その都度、天安門支局、昌平拘置所および地元派出所の不法監禁、殴打、「保証書」の署名を強要され、恐喝、強請りを受けたという。

 2007年6月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/6/15/156925.html

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