海外では煉功場の設立と維持に力を入れるべきである
文/北米の大法弟子 紀南
(明慧日本)師父は大法弟子に、集団で煉功する環境を残してくださった。中共が法輪功学習者を迫害する前の中国大陸では、いたる所に一億人近くの修煉者によって設立された煉功場があった。海外も人員が少ないことを乗り越えて、遠い所に住む同修も、皆できるだけ集団で煉功する環境を作ることに努力していた。
しかし、迫害が始まってから、大規模におよぶ迫害反対の活動が展開されるにつれて、海外の大法弟子たちは真相を伝えるさまざまな活動を行う中で、新聞、テレビなどのメディアを作り、またいろいろな項目を実行する中で、一部の有能な学習者および連絡担当者はさまざまな項目に専念するようになり、従来の煉功場に参加できなくなった。この中で、海外の同修、ひいては一部の連絡担当者は、海外の大法弟子はメディアを中心に真相を伝えるべきであり、煉功場があるかないかは重要ではない、と考えている。なぜなら、今日法を実証するだけでもこれほど忙しいのに、煉功場を維持するだけでも大変なのに、それに時間をかける必要もないからだと考えているようだ。
しかし実際、数年間が経つにつれて、大法弟子のさまざまなメディアや項目が定着するようになり、たくさんの同修がこれらの真相を伝えるメディア等に参加するようになっている。一方、たくさんの法を実証する活動に直接的に参加せず、そのうえ新しく修煉を始めた学習者たちが絶えず増え続ける一方で、中国国内からたくさんの同修たちが煉功する環境を求めるためアメリカに移住してきた。
つまり、今非常に忙しいがゆえに、煉功場を維持しないという認識は非常に浅いものであり、現にある利益しか追求していない。考えれば分かるように、もし私たちは煉功場をしっかり発展させれば、より多くの同修およびその他の同修が絶えず参加するようになり、そして同時にさまざまな法を伝える活動に参加するようになる。それによって、非常に忙しい同修の負担を減らすことにもなる。
今、衆生を救い済度する責任を維持しつつ、学法・煉功チームは柔軟な方法を採用すべきである。例えば、学法・煉功場を設立するほか、チャイナタウンや観光スポットで真相を伝えることを基礎とする学法・煉功チームも欠かせない。片方、学法・煉功場は法を学び、煉功し、修煉体験を交流し合うほか、電話により真相を伝え、新聞を配る紐帯、そしてさまざまな人材を管理する基地ともなれる。
また、一部のメディア関係者の学法・交流は、近所にある学法・煉功場のように純粋に学法・煉功するために作られたものではなく、メディア関係の仕事もその中に含まれている。そのため、交流は非常に形式的になり、または隔たりとなる場合もある。もし、学法・煉功場による学法および交流があれば、同修の修煉にとって非常に重要である。
つまり、海外の修煉環境からいえば、さまざまな真相を伝える項目を固めると同時に、今あるさまざまな項目およびメディア関係を利用して、定着そして成熟する段階に入り、学法・煉功場をしっかり発展させることに注力すれば、全体的な修煉環境の向上および促進、そしてすべての同修が三つのことをしっかり行うことにとって、非常に大きな助けになると言える。
2007年6月20日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/6/19/157219.html)
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