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中国留学生の家族の迫害の状況はフィンランド民衆の心に衝撃を与えた(写真)


 文/フィンランドの法輪功学習者

両親が連行された状況を説明しているSunnyさん

(明慧日本)2007年6月9日、フィンランドのヘルシンキは夏を迎えたように暑かった。そんな暑さにも関わらず、法輪功学習者は相変わらず駅の傍で人々に真相を伝え、中共の法輪功に対する迫害を暴露した。善良な人々は中国で発生している迫害に非常に関心を示し、特に留学生のSunnyさんの家族の状況は人々に衝撃を与えました。Sunnyさんの父親・張偉傑さんは3月12日、武漢の「610オフィス」に連行され、未だに帰ってきていない。Sunnyさんの母親・陳曼さんは6月8日に夫を助けようとして連行された。

Sunnyさんの両親が連行された真相を伝える法輪功学習者

足を止めて真相を聞いている人々

Sunnyさんの両親の真相を聞き、迫害停止を支持し署名する女性たち

 Sunnyさんは人々に次のように話した、「私の父は先月連行され、昨日、母も連行されたと聞き、自分はどんな気持だったのか自分でもよく分かりません。父が連行された時、国内にはまだ母がいて、父を助けることができました。今はもう両親を助ける人は誰もいなくなり、私は思わず涙が出てしまいました。でも、私は自分に泣いてはいけないと言い聞かせ、今は私だけが両親を助けることができるのです」。彼女の話を聞いた人々の心に衝撃が走った。

 ある女性は思わず涙を浮かべながら「中国で迫害が行われているとは本当に信じられません。それは人間のすることではありません。まるで野獣みたいです。両親を次々と連行されたSunnyさんの気持ちは想像を絶します」と言った後、すぐ救出を支援し署名した。

 フィンランドの法輪功学習者からSunnyさんの両親が連行されたことを聞いたあるお婆さんは、わざわざSunnyさんの前に行き、上手に話せない英語で真剣に「私はとても悲しいです。こんなことが行われているなんて。早くなくなってほしいです」と言った。Sunnyさんはお婆さんに「私はまだ幸運な方で、両親が連行されたことはメディアを通して暴露できるし、また助けることもできます。何年か前私がまだ中国にいた時、父と母は法輪功の修煉を堅く守っていたため何回も不法に連行されました。当時の私は幼かったので、何も出来なくて、とても怖かったのです。でも今はやはり父と母の状況を心配しています。中共は法輪功学習者の臓器を摘出して売買し、遺体は焼却炉で燃やすという蛮行をまだ続けています。小さい頃、私の世話をしてくれた祖母のことも心配です。彼女の体は良くないので、母はずっと世話をしていました」と話した。お婆さんは話を聞いた後、もう一度Sunnyさんに「すべて良くなって欲しいです」と慰めた。

 最初資料を受け取らなかったある男性は、法輪功学習者が真相を伝えた後、彼は「フィンランドの歴史では1917、18年当時、このような迫害が行われました」と言った。法輪功学習者は「それはロシア人がフィンランド人を迫害したのです。現在の中国では中国人が中国人を迫害しています」と言い、彼は「共産主義の国は皆そうですよ。旧ソ連もそうでした」と話した。学習者と話した後、彼は資料を受け取り、中共の法輪功に対する迫害に反対し署名した。

 当日法輪功学習者はフィンランドの官員に、Sunnyさんの両親を助けてほしいと手紙を託した。善良なフィンランドの人々はすぐそれを支持し署名し、官員に届けるよう手伝った。

 2007年6月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/11/156687.html