日本明慧
■印刷版   

香港:法輪功学習者が集会、香港政府の中共ブラックリスト使用に抗議(写真)

(日本明慧)香港の法輪功学習者は2007年6月28日、遮打花園公園で集会を開き、台湾在住の国際人権弁護士・朱婉琪氏や100人にも及ぶ台湾の法輪功学習者のビザ発給および入境を拒否したことに対し、香港法輪佛学会スポークスマン・簡鴻章氏は曾陰権・行政長官へ抗議の公開状を読み上げ、香港政府当局が中共が提出した入国ブラックリストを使用したことに対して強く抗議した。また、明確な理由がないまま、朱婉琪弁護士などに対して暴力を用いて送還したことに強い懸念を示した。

 集会を行った法輪功学習者とその支持者たちは、香港政府本部までパレードを行い、曽陰権・行政長官への抗議の公開状を提出し、香港政府は香港人の福祉を考えるべきで、直ちに間違いを正し、全面的に道徳良知と人権法治を維持すべきであり、でなければ解体に瀕している中共のスケープゴートと副葬品になる可能性がある、と警告した。

政府本部前で公開状を読み上げる香港の法輪功学習者

 現場に声援に来た香港議会議員と民主活動家らは、香港政府は人権法治に違反していると避難し、中共当局の圧力に屈した香港政府に意義を唱えた。中西区議員の林聳然氏は、香港政府は中共指導者が言ういわゆる返還祝典の迎合について批評した。一方ではわざと素晴らしい雰囲気造りをし、もう一方では中共当局による政見の異なる人に対する鎮圧に協力した。民主活動家の孫斌也氏は、曾蔭権・行政長官は中共の飾りつけに協力したため、香港政府を中共政権と同じように変え、人権と自由を封殺した、と指摘した。

 2007年6月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/28/157772.html