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師と法を信じる正念をもち続ける


 文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)修煉の最後の段階まで歩めば歩むほど、師を信じて法を信じることが最も重要になってくる。この一点について私たちの学法チームは比較的深く体得した。日常生活で真相を伝え衆生を救う中、師を信じて法を信じることができるか否かは、衆生を救う効果に直接繋がる。旧勢力は大法弟子のすることなすこと、一挙一動、ごくわずかに思うことにもすべて綿密な手はずをもくろみ、師父もまた私たちに周到な段取りを工夫された。もし私たちが師父の按排された道を歩まなければ、必ず習慣的に旧勢力の罠に陥るに違いない。

 法を正す情勢が進展するにつれて、私たちの日常生活でのほんのわずかな思いでも、すべてが正と邪の戦いとなり、すべて大法弟子が乗り越えねばならぬ難関になり、すべて私たちが師を信じて法を信じることができるか否かの根本的な問題を反映している。真善忍の基準にすっかり従えば、正念を保持することができる。

 睡眠の問題を例に挙げれば、少し怠けると睡魔が優勢になり、学法するにも目を開けていられない。正念を発するときも、うとうと眠気を催してしまい、夜12時の発正念を保障できないこともある。その後、私たちは学法を通じ、法に従って判断した。それは睡魔が私たちの安逸の隙に乗じて邪霊乱鬼が妨害している。私たちは睡魔の除去をかためることにした。眠気が覚めなければ、正念除去も止めない。今は学法、発正念のときだと信念を持てば、頭が冴えて元気があふれてくる。

 食事の問題では、一つの食べたいという念を現せば、自然と暴飲暴食にまで発展する。しかし、師を信じて法を信じれば、魔の障害を除いて清らかにし、法が心から離れなければ、口の執着を断ち、食べても味は無い。

 常人の仕事の中では、常人の心が有り、習慣的に仕事のために仕事をすることが、大法と常人の仕事をきつ然と隔てている。師を信じて法を信じ、心に法をまとえば、すぐにでも自分の仕事や周囲の環境がすべて衆生を救う便利な機縁になってくる。自然に慈悲で善なる念を発し、自分の一言一行すべてが充分に衆生済度の役割を果たすことができる。バスに乗るなり、道を歩くなり、すれ違って言葉をかけることができない人でも、慈悲で善なる念を彼らに与え、真相が分かるような願望を彼らの心に送り込むことができる。

 夫婦の問題についても、人心が少しでも有れば、すぐにでも欲望のどん底まで陥るはずだ。たとえ夫婦ともに大法弟子であっても、こんな問題が起こりうるはずだ。常に合法的に夫婦関係をもつわけだから自分の執着を遮らずに済む。法の見地からみると、色欲の心を取り除かなければならないので、自分が円満成就できないのみならず、全体にも危害をもたらすはずだ。夫婦の間には色の問題が存在しないが、欲望の問題は存在する。この問題は必ず解決すべきで、ただ大法弟子だけが法の見地から解決することができる。

 ニュースを見ることについては、弟子がいろんなニュースに熱中し、好奇心、探求心や依頼心などの人心の支配下で、もともと学法と煉功に用いる時間をニュースや新聞、テレビに費やしている。そのため思わず党文化の毒害を受けることになり、甚だしく常人に頼る心理も生まれた。師を信じて法を信じ、師父の言うとおりに無条件で内に向かって探し、学法、修煉を第一位にして、大法に同化すれば、ニュースに対しても聞いても聞かず、見えても見ない。よく知られたニュースも法にてらして判断し、すべては真相を伝え、衆生を済度するために用いるものであり、自分の好奇心と探求心を満たすためではなく、さらに依頼心も生むべきではない。

 子育ての問題では、過去のように子供に問題が出ると気落ちしていらいらしたりせず、内に向かって探すことを堅持する。自己を修め、邪悪の妨害の一切を正念で取り除けば、あらゆる問題はすらすら解決するはずだ。一度、同修の子供が言うことをきかず、両親にものすごく怒られていたが、師父のおっしゃったように、問題にぶつかったとき内に向かって探すことを思い出し、彼らが自分の執着を見つけたら、過ちを認めたことのない子供が謝りに来て、この問題は容易に解決した。

 同修が逮捕されたことを耳にすると、恐怖心が重くなる。法を正すことを止め、いかに自分を護ることだけを考えるのではなく、師を信じて法を信じ、大法を護ることを第一位にして動揺せず、安全に注意し、正念で邪悪を除き、法を正すことを止めることなく、さらによくやらなければならない。

 大法弟子のAさんは、毎日時間を惜しんで法を勉強し、十数回の発正念を堅持している。長期に悪党の手先に尾行、監視されている状況下で、一台のプリンターを購入し、暇を見つけてチラシや真相資料をコピーして、チャンスを見つけては外にチラシを配ったり貼ったりしに行く。彼女は正念が強いので、ずっと反対していた悪党の機関に勤める夫も黙認していた。チラシ配りや真相を伝えるとき、悪人の尾行や強制捜査、邪悪を完全に正念で制止し、順調に切り開いた。一度、厳しい守衛のいる門を正念で通り、敷地内でチラシを配り終えて出ようとしたとき他人に見つかった。「なにをやっているのですか?」と聞かれ「なにも」と彼女は返事をした。言ったとたんにこういう風に言ってはいけない、この一念に問題があるのではないかと考え、彼女は「私は人を救うために来ており、最も偉大なことをやっているのだから、どうしてなにもやってないと言い返すのか?」と思ってすぐに、「私は一番緊急かつ重大なことのために来ました」と言い、最終的に彼女を問い詰めた人は再び質問することも動くこともできず、彼女は順調に敷地の門を出た。

 大法弟子・Bさんは、三つの事をしっかりやっている。彼女は貯蓄のすべてを真相伝えのために使い、縁のある人が何人も法を得た。がん患者の一人に、彼女は「法輪大法好」「真善忍好」と真に心から念じるよう教えてから、効果がよくなり、自信もついてきた。この同修はいっそう真相を伝え、また学法と煉功を教えた。その結果、もともと進行していた腫瘍は大きくなるどころか、小さくなった。その家族の大法に対する態度も一変して、法輪功の修煉を始めた人もいた。

 大法弟子・Cさんは、ずっと仕事に振り回されていても、しっかりと三つの事をやっている。彼女は大法から授けられた特技で幅広く世人を救っている。安全のために詳しくは述べない。

 大法弟子はいかなる事に遇っても、師を信じて法を信じることを第一の正念にすべきだ。常に正念を保持するには、学法と修煉を堅持しなければならない。

 以上は私たちが体得したことで、妥当でないところは指摘をしてください。

 2007年6月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/5/24/155469.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/6/16/86810.html