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オタワ公民報:法輪功迫害真相聯合調査団の北京五輪ボイコットを報道

(明慧日本)法輪功迫害真相聯合調査団(CIPFG)のカナダ支部は、国会前で集会を行い、中共が独立調査を認めるように要求し、カナダの多数の政治家や人権活動家などが、彼らの支持を表明した。以下はオタワ公民報が報道した内容である。

 カナダの元国会議員のデービッド・キルガー氏は、中共は裏で残酷な拷問と殺戮を続ける一方で、オリンピックを開催しようとしているが、これはありえないことであると述べた。

 オタワ公民報は5月31日、テイム・ナオマイツ記者の文章を載せ、その中で、「法輪功支持者連盟は、中共政権が臓器摘出に対する独立調査を認めなければ、2008年の北京五輪をボイコットするとしている」といっている。

 調査団の北米支部は、中共がこれまでずっと不法に拘禁されている法輪功学習者の臓器を摘出してきたと非難し、この調査団のカナダ支部は、中共が8月以前に独立調査を認めなければ、北京五輪をボイコットするとしている。

 国会での記者会見で、元国会議員のデービッド・キルガー氏とシマ・ホルト女史、そして「臓器摘出に反対する医師の会」は、法輪功迫害真相聯合調査団と共に、北京五輪ボイコット支持を表明した。

 キルガー氏は、「私が見たところ、中共は裏で残酷な拷問と殺戮を行う一方で、オリンピックを開催しようとしている。これはありえない話だ」と述べた。デービッド・キルガー氏と、ウィニペグの国際人権弁護士、デービッド・マタス氏は、今年1月に報告を発表しており、中国で、大規模な法輪功学習者からの生体臓器摘出が行われていることを裏付けた。

 キルガ—氏と、マタス氏は、法輪功学習者が、臓器を目当てに殺害されている証拠があり、両氏によると、摘出された臓器は外国に高値で売られているという。

 ホルト女史は貿易省長のデービッド・エマソン氏を非難し、臓器摘出を無視して、さらに中国との貿易を強めるのは中共の共犯に等しいと話した。

 臓器摘出に反対する医師の会・会員のトルステン・トレイ氏は2008年の北京五輪を、1936年にナチスドイツによって開催された五輪と比べて、「中国で行われている、中共による生体での臓器摘出や、法輪功迫害は氷山の一角に過ぎない。集団絶滅はすでに始まっている」と話した。

 法輪功迫害真相聯合調査団の、北米支部長のRabbi Reuven Bulka氏は、「調査報告が真実でなければ、中国は調査を喜んで受け入れるはずだ。彼ら(中共)は、この調査に脅える必要はない。私たちはただ調査がしたいだけだ」と話した。

 2007年7月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/6/5/156321.html