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台湾の嘉義:真善忍国際美術展を開催(写真)


 文/台湾の法輪功学習者

(明慧日本)台湾嘉義県で2007年6月20日、「真善忍国際美術展」が開催された。展覧期間は7月13日まで。当地の法輪功学習者は開催前に展覧会の情報をすでに街中に広めた。開催日の朝に早速、民雄小学校の児童の団体が参観に来た。50人以上の児童が館内ガイドの説明を聞き、法輪功は「真・善・忍」を修煉する良い功法だと知り、中共が法輪功学習者を迫害する残酷な蛮行の真相を理解した。児童はたくさんの作品が展示された会場に立ち、去るのに気が重かった様子であった。

午前中に参観に来た民雄小学校の児童たち

児童たちに詳しく説明するガイド

熱心にガイドの説明を聞く児童

熱心に作品を鑑賞する児童

熱心に作品を鑑賞する児童

 法輪功を長年修煉している美術の先生は、児童を連れて参観に来た。彼女は「民雄で真善忍国際美術展を開催できて、民雄の民衆は本当に幸せものです。児童には絵を描く技術を学ばせるだけではなく、法輪大法の深い内包を実感させることが一番大切です」と話した。

 今回の展覧会は全部で43作品が展示された。それぞれ「天上と人間、佛光が普く照らす」「大法に同化し、本源に戻る」「真相を伝え、正義を呼ぶ」「善には善を、悪には悪を、正義が審判する」の4つのテーマに分かれていた。ガイドは次のように説明した。「これらの作品はそれぞれ異なった背景を持ち、傑出した芸術家が創作しました。この芸術家たちは法輪大法を修煉し、体を健康に向かわせ、精神を昇華させ、さらに人生の意味と宇宙の真相を悟ることができました。長年にわたって生命と芸術を通して答えを知りました。彼らは自分の修煉の中で悟ったものと、学習者が迫害を制止するためにやってきたことを、創作を通して伝え、人間が本源に戻る道を表現しました」。

 法輪功は1992年に中国から伝わり、人々の心を修め、善に向かわせ、五つの功法を煉ることで修煉する人は病気がなくなり、心身共に快調な身体になるため、わずか数年間に1億以上の学習者を引きつけた。この規模に妬みあるいは潜在的脅威を感じた江沢民ら一部政府指導者は、1999年より法輪功を迫害し始めた。ガイドは「毒の針を注射される」という絵画の前で次のように説明した。「法輪功学習者は信念を堅く守ったため、精神病院に監禁され、神経を侵害する毒の針を注射されました。この作品はある若い女性が主人公です。彼女は残酷な迫害を受けていますが、修煉により心から『真・善・忍』に満ちた慈悲かつ平和な境地を表しています。体は酷く傷つけられていますが、彼女の心はとても高貴です。創作者は対照的な手法で善と悪を表現し、彼女が見つめていた光の中の天使たちは彼女への賞賛を表しています」。

 児童たちは中共の法輪功学習者に対する残酷な拷問画を見て驚いた。先生は「中共に統治されている中国には基本的な人権はありません。信仰の自由を踏みにじられているから、このような人間性に反した悲劇が起こっています」と教えた。

 最後に、ガイドは児童たちに法輪功学習者の強硬な勇気を強調した。彼は「この作品の中の女の子は残酷な拷問に苦しんでいますが、彼女の顔には苦しみや憎しみが見えません。逆に平和な表情をしています。この絵は慈悲なる安らかな心境を表しています。彼女は善をもって悪に対処しています」と話した。多くの児童は感慨深そうにして、絵画を真剣に見ていた。

 2007年7月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/21/157319.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/6/23/87027.html