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北京:法輪功学習者多数、秘密裏に重刑処分

(明慧日本)2007年6月22日、北京市公安局の指示下で、北京市房山区の法輪功学習者、蘇秀容さん、張継国さん、石波さん、宋貴珍さん、胡換庭さん、伍国明さんが秘密裏に実刑判決を受け、それぞれ、5年半、4年、3年半、3年の刑に処された。

 その前に、彼らは北京市朝陽二監獄に不法監禁された。当時は、外国記者が中国刑務所を取材する時期だったため、刑務所側は法輪功学習者を死刑囚室へ移動させ、取材する外国記者たちに、中国共産党が法輪功学習者に迫害を加えている真相を知られないようにした。

 一方、法輪功学習者たちの家族は何度も刑務所側に対して面会を求めたが、すべて断られた。その後、学習者たちは房山拘置所へ移動され、すでに1年3ヶ月間不法に監禁された。

 上述の監禁された学習者たちは、2006年2月23日に「『九評(共産党についての九つの論評)』を早く読み、脱党して自らの平安を守る」と書かれた横断幕をかけていた。その1ヵ月後、彼らは通報されて迫害を受けた。2006年3月から現在まで、家族との面会はまったく許されず、一切の法的書類も提示されていない。家族は法輪功学習者たちが刑を言い渡されたことも知らされていないという。数人の学習者の家族はそれまでに、房山裁判所関係者に学習者を解放するための1万元を強請られたという。しかし、いまだに解放されていない上、学習者たちは刑に処され、面会もできないままでいる。もちろん、納めたお金も戻ってきていない。

 情報筋によると、学習者・劉玉湘さん、隗書月さんなどはすでに2年間の強制労働の刑を強いられたという。劉さんは当時、深刻な高血圧に罹っており、房山拘置所に不法監禁されたときに、深刻な腰痛も現れ、歩くことすら難しかったという。そのほか、50歳以上の学習者が多数同じ拘置所に不法監禁されていたときに、高血圧の症状が現れたにも関わらず、強制労働させられた。現在は大興女子刑務所に不法監禁されているという。

 さらなる詳細の情報提供を求めている。この情報を知った学習者に、監禁された学習者たちを緊急に救出するよう呼びかける。そして国際社会の正義ある人々に対し、この件に強い関心を寄せ、迫害を制止するよう呼びかける。

 2007年7月7日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/7/5/158238.html