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台湾副総統・呂秀蓮さんはアメリカ政府に香港政府の台湾国民に対する暴行事件を重視するように呼びかけた

(明慧日本)中央社の7月5日の報道によると、台湾駐米大使の呉ショウシャさんは、前日香港政府が数百人の合法的なビザを持つ台湾国民を暴行により強制送還をした事件に対し、台湾副総統・呂秀蓮氏は訪米時サンフランシスコで、アメリカ政府に香港政府のこの国際的な暴行事件と中国に返還された後の人権状況が後退している現象を重視するように呼びかけたと発表した。

 呂氏は訪米期間中特に香港政府の台湾国民に対する暴行事件を取り上げるようアメリカ政府に進言した。

 呂氏は数百人の台湾国民が7月1日に香港入境時、合法的なビザを拒否の上送還された人の中に、一部暴行を受けた人も出たことで強くこの事件を批判した。また、呂氏は台湾政府がいかにこの事件を重視するかを表明した上、この暴行事件への譴責と中国政府に返還された香港政府のこの10年間でひどく後退した人権の現状を是非国際社会が重視するように求めた。

 呉ショウシャさんによると、副総統がアメリカ下院外交委員会主席・ラントースさん夫妻と朝食の際に事件の全貌を述べた。当時駐米在台協会理事主席・薄瑞光さんもいた。

 台湾国民送還事件は、中国共産党が香港で人権を貶している不当行為を表し、合法ビザを有する台湾国民の入境権利を奪い取る暴行も暴露した。今回香港政府のやりかたは台湾人を迫害している厳重な事件として米国政府の重視を求めたと呂氏が示した。

 それに対し、事件に目を向けたラントースさんは事件が文明社会の現在に発生してはいけないと公言し、必ず米国の行政部門が重視するように努力するほか、香港政府に人権改善の意識を取り戻すよう図りたいと示した。

 2007年7月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/6/158352.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/7/7/87433.html