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インドネシア・法輪功のパレードが理由なく取り消され 学習者が真相を伝え続けている(写真)

(明慧日本)2007年7月10日、インドネシアのジャカルタ市が市政480周年のお祝い行事の中で,法輪功は市の行事開催委員会に招待された団体の一つで、パレードの中で大法の素晴らしさを人々に伝えるために、彼らは十分な準備をしてきた。しかし、2007年7月7日パレードの前日に、実行委員会の方からパレードに参加する資格を取り消すという通知が届いた。 

天国楽団が演奏している

法輪功学習者が人々に真相の横断幕を展示している

 法輪功は市の祭典の招待団体の一つであったが、中共の強烈な関与によって予定通りに参加できなくなった。これは中共の黒幕が裏でコントロールしており、インドネシア政府が圧力に屈した結果である。

 法輪功の、この度のパレードの責任者である林さんは:「私たちの参加目的は市の祝いを盛り上げるためであり、中共がインドネシアと中共の関係を理由に理不尽に関与している。このようなやり方でわれわれの人権を侵害していることを強く非難する」と語っている。

 このたびの出来事で、ジャカルタの法律援助機構及びインドネシアの法律援助機構委員会が強い反応を表明している。機構側が7月7日の正午に記者会見を開き、市の実行委員会が法輪功の参加を一方的に取り消したことを公にした。そして、夕方7時からのパレードに、現場に人を派遣し,法輪功団体を見守り,法輪功がパレードに参加できるように尽力すると約束してくれた。

 夕方、パレードを開始する前の時間を利用して、法輪功パレードチームは、天国楽団、腰太鼓、仙女の順で整列し、それぞれの演目の風格を観客に見てもらおうとしていた。しかし、演奏開始間もなく、十数名の警備員が、天国楽団の列に入り込み、乱暴なやり方で学習者が持っている横断幕と楽器を奪おうとした。それで、法律援助機構のメンバー十数名が警備員の行動を止めようとしたが、機構のメンバーは警備員に囲まれてしまった。

 その時法輪功学習者はその場から一歩も動かず、警備員に向け一斉に:「法輪大法は素晴らしい!」「法輪大法は素晴らしい!」と叫び、300名近い法輪功学習者が繰り返し連呼し、声の威力は天を震わせるほどだった。警備員は落ち着きを取戻した。法輪功学習者が《法輪大法は素晴らしい》、《あなたのために来た》を歌い始めた直後に法律援助機構のメンバーが警備員に、実行委員会が一方的に法輪功の参加を取り消したことを説明した。そこで警備員は始めて中共の妨害であること、政府が圧力に負け法輪功に対する不公平な待遇をしたことが分かり、警備員は迎えのバスが到着するまで演奏を続けさせることを了解した。

 演奏が終了した後、回りの観衆から大きな拍手をもらい、法輪功学習者が現場から離れる時には、多くの観衆は学習者に別れの握手を求めてきた。その場の雰囲気は融和で穏やかであった。

 2007年7月12日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/7/10/158578.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/7/12/87618.html