大法弟子が最大限に行うべき事は人を救う事である
(明慧日本)師父は『米国首都での説法』の中で次のように説かれました。「皆さん個人が、最後の圓満成就に向かう道のりの中で経験すべきこと、切り開くべきことのほかに、皆さんにとって最も主要なこと、つまり、現在行わなければならない最大の事とは人を救うことです。このことがなければ、皆さんに教えますが、皆さんの修煉は、すでに随分前にもう終わっているのです」。
それで私が悟ったことは、最後にどれ位の時間が延長されるのかに関わらず、すべては私達が執着すべきことではありません。相反して、もし私達が師父の要求された「現在、皆さんは他でもなく、更にしっかりと行い、効率よく行い、より広い範囲に影響を与え、更に多くの人を救う」ことに従うならば、この8年間の邪悪な迫害を、私達はより早く終わらせることができます。
7月27日の明慧ネットで、ある同修の文章を読みました。体に病業の妨害があるので、あぐらをかくことさえも困難でした。その後、現地の同修を救援するために、彼は寒さや足の痛さをも顧みず、外へ出て宣伝ビラを貼りに行きました。真相ビラを貼り終わると、病業もいつの間にかなくなりました。どうしてですか? 私の理解では、あの時、彼の心はすべて衆生を救い、同修を救援するという清浄な無私の心であり、個人の病を放下したかどうか、どのようにして病業を取り除き、高められるかという個人を出発点に置いていなかったからです。そのため身体と思想全体が高まり、全体が昇華して、奇跡が現れたのです。
このように理解してもいいのですが、もしこの迫害がなければ、大法弟子は真相を伝え、人を救う必要もありません。世間の人は平和な環境の中で、大法を認識し救われます。大法弟子の修煉状態も別の形になると思います。しかし迫害が発生したから、大法が育成した未来の無私な生命は、うその中で自分の生命の本質を創造し大法を否定することによって、淘汰されていくのを見過ごせるのでしょうか? ましてあれらの法を得ていない多くの世間の人も、当初は私達と同じように、固い信念を抱いて、大胆にも降りてきて、大法が必ず成功することを実証しにきているのです。
しかし、衆生は、私達の多くの同修は、まだ邪悪な迫害を蒙っていますが、私達は法を正す全体の局面という出発点から問題を考慮すべきだと思います。師父は全体の大窮の衆生を救う願望を持たれて、私達は法を正す時期の大法弟子として、師父の要求されることを成し遂げなければなりません。金剛不動で、盤石のように揺ぐことなく私達の最大の力を尽くして、貴重な歴史を有する救いに値する生命を救うべきです。これは未来の宇宙の選択であり、未来の宇宙の需要でもあります。大法弟子は師尊に従って、いっしょに未来を切り開いています。その栄光は天地と共に存在します。
実は私達の個人修煉、執着の消去だけから言うと、以前および未来の修煉者と異なっています。私達自身がよく修め、執着心や、人間の観念をきれいに取り除くと、私達の対応する天体の衆生も同じく良く修することができ、同じく救われます。相反して、多くの計り知れない衆生は、自分が良く修煉できていないために、法を正す洪大な勢いがやってくる時に淘汰されることになります。つまり、私達も最後のこの延長された修煉する期間に、圓容し、自分と対応している高層の天体に正しく帰らせ、そこの無数の衆生を救っています。師父は『北米での巡回説法』の中で言及されたのですが、「戻ってからは、彼が代表した厖大な天体は全て空になり、元々あった全ての生命もなくなります。なぜならば、彼の修煉が良くできていないため、全てが悪くなり、淘汰され、再び造り直すしかないからです」。造り直すことはできますが、しかし私達が以前この世に降りてきて、法を得る誓約に背いたのではないですか? 天体の中の無数の衆生の期待に背いたのではないですか? その上造り直された生命は長い歳月の中で、宇宙の歴史の過程で沈積した一切の貴重な各種の要素がなくなりました。これも師父が、どうにかしてすべての原始生命を救い、保留されたい一つの原因なのだと思います。
だから私達が、執着心を取り除くために苦痛を感じる時、世の中の損得のために苦悩する時、むしろもっと高い出発点に立って、個人修煉を評価したほうが良いのです。私達の修煉は、個人がいかに高まるか、圓満成就できるかの問題ではなく、私達の圓満成就は、計り知れない大窮の衆生を救い済度することに関わっていて、自身と、外在の大いなる圓満成就です。この重任を担うには、どれ程の、物事に動じない強い意志と、無私な境界を必要とするのでしょうか?
この8年間の邪悪な迫害と比べて見れば、個人の執着や損失はたいしたものにならないのではありませんか? 取り除きやすいのではありませんか?
法を正すことは大法弟子の偉大さを成し遂げました。大法弟子の偉大さは、衆生が大窮の安否が分からない情況下で、無私無我の境界で、師に従って法を正し、衆生を救い済度し、宇宙大窮の未来を創り、師父の要求されることを成し遂げることです。まだどのぐらいの時間があるかに関わらず、また情勢がどの様に変化するかに関わらず、私達は、皆師父の言い付けを守るべきで、三つの事をしっかりと行い、更に急いで多くの衆生を救い、私達の生命を未来の宇宙の中でいっそう光り輝かせましょう。
以上は個人が学法した体得であり、よくないところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。
2007年8月1日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/7/30/159811.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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