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河北省唐山市:法輪功学習者・李恩英さん、迫害され死亡(写真)

(明慧日本)河北省唐山市唐海県の法輪功学習者・李恩英さんは、家を離れ落ち着く場所がなくなっていた間に、2007年1月19日に豊潤県で唐山市公安局の警察20数人に強制連行され、石家庄強制労働教養所に不法監禁され、迫害を受け続けた。7月17日に外部病院へ治療のため移送された李さんは、全身に浮腫みを呈し、歩くことができず、呼吸困難に陥り、食事が出来ず、目の動きが鈍くてどろんとしており、横たわることすらできない状態だった。李さんは7月29日にこの世を去った。享年53歳。

河北省唐山市唐海県の法輪功学習者・李恩英さんは冤罪を着せられたまま逝去した

李さんの体に残された迫害の痕

李さんに捧げた生花と追悼用の対聯

 唐山市五農場の法輪功学習者・李恩英さんと妻の李春伏さんは法輪大法の修煉を堅持し、「真・善・忍」に従ってきた。8年間、李さん夫妻は不法監禁などの迫害を何度も受けた。2001年旧正月を過ぎたころ、五農場党委副書記・李迅(すでに人事異動となった)、派出所所長・孫啓遠は、李さんを自宅から強制連行し、派出所で殴る蹴るの暴行を加え、ビンタを喰らわせ、電気警棒による電気ショックを与えるなど、4時間にわたる拷問の末、鉄製のゲージに一晩監禁した。同年5月20日、唐海県公安局「610オフィス」の指図を受けた五農場副書記・李氏、党弁主任・鄭友剛、派出所所長・孫氏および副所長・王明卓は、再び李さん夫妻を隊の本部まで騙し呼び出し、唐海県拘置所へ送り迫害を加えた。拘置所に不法監禁された間に、李さんは孫悦昌、李学軍(十一農場派出所へ異動)が率いる7人の警察に取り囲まれ暴力を受けた。

 2006年10月11日、唐海県公安局政保科科長・李太忠(すでに異動)、副科長・孫敬森および五農場派出所所長・姚玉忠(すでに異動)、副所長・李全瑞はまたも李さんを唐海県拘置所へ強制連行した。

 迫害から逃れるために、機会を見つけて拘置所を脱出した李さんは異郷に放浪し、悲惨な生活をすごした。2007年1月19日午後1時30分ころ、唐山豊潤県新軍屯鎮長各荘郷北青タ村の学習者の自宅から、唐山市公安局の20人以上の警官に強制連行された。1月25日、李さんは石家庄強制労働教養所に不法監禁された。

 石家庄で、李さんは腰掛にじっと座らされ、何人もの悪人に囲まれて洗脳され、親族との面会を禁止されるなどの迫害を受けた。6月27日ごろ、李さんは体の具合が悪くなり、検査の結果、胸膜炎だった。労働教養所は責任を逃れるため、7月17日に李さんを外部で治療させるために解放した。李さんは帰宅後、全身に浮腫みを呈し、歩くことができず、呼吸困難に陥り、食事が出来ず、目の動きが鈍くてどろんとしており、横たわることすらできない状態だった。李さんは7月29日午後、この世を去った。

 次は李さんの迫害に参与した関連当局の写真

唐海県公安局

唐海県五農場派出所

唐海県五農場委員会

 2007年8月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/3/160078.html